11893. いいなじゃないよ60

あー、またテクニカルタームの理解が甘いことを披露してしまったね

11817. いいなじゃないよ53

もう、理研(神戸)を名乗らない方がいいと思う。

「数十種のポリクロ抗体」

「数十種のポリクロ抗体」

「数十種のポリクロ抗体」

ポリクロ抗体は、数十種類とは言いませんね。血清中に一体どれくらいのvariationを持つ抗体が入っているか、正確に知ることはできませんが、そのvariationが数十では済まないことは明らかです。

ポリクローナル抗体とは、単クローン抗体(モノクローナル抗体)と比較して使われる。ただの免疫血清のことである。

一般的には、ウサギを免疫して血清を採取して得ることが多い。

場合によっては、ヤギ(Goat)、ニワトリ、ダチョウ、アルパカなどが使われることもある。

単クローン抗体が、マウスの形質細胞が癌化したミエローマ細胞をfusion パートナーとしたハイブリドーマをスクリーニングして1つの細胞から1種類の抗体が作られる状態として取得し保存することが多い。

マウスの他に、最近では、ラット、あるいはヒトの単クローン抗体もある。

そして、単クローン抗体を産生するハイブリドーマ細胞、あるいは、人(患者)から直接B細胞を分離して来て、それが産生している抗体のVDJ領域(特にCDR領域)の配列を読み取り、発現ベクターに組み込み、CHO細胞などに導入して細胞レベルで抗体を作らせているのが「抗体薬」です。

この人工抗体のメリットは、抗原と結合するCDR領域以外のところを自由に改変することにより、抗体の持つ性質を変えられること。

11821. 呼吸器内科医先生の論文解説(ソトロビマブ)

この論文でVIR-7831と7832が出て来たが、これが人工的に作られた2種類ってことになります。

ポリクローナル抗体、つまり血清は、個体差があり、ロット差として出て来ます。

会社から買った試薬でも、ロットが違うと結果が異なることがたまにある。単クローン抗体であれば、そのような差はなく、1つ1つの抗体がどこにくっつくか(エピトープと呼ぶ)などを詳細に調べることが出来ます。

私は以前、「いいな」さんに、あなたは免疫の何を知ってる?と尋ねる質問をしたことがありますが、彼は、マウスのモノクロを取ったこともありませんでした。

免疫学をやる人は、大体30年前ぐらいから学生はモノクロ作りから入るものでした。(
この20年ぐらいは、ノックアウトマウスを作るところから入る人が多い)

ポリクロ作っただけで自慢になる業界って、どこの平行世界ですか?と思ったものです。