11668. いいなじゃないよ22

ブロックされても、ヲチは続く。あちらに絡みに行くことが出来ないだけで、こっちで「教材」として使うのは自由だからね。

これ、日本語として噛み合ってると思いますか?

彼、抗原と抗体、わかって言ってるでしょうか?

様々な間違いが重なっているので、解説するのが面倒ですけど、やっておきますね。

1、抗原と言うのは、ワクチン抗原の意味と、感染した時に曝露したウイルスの量、そこから感染細胞が新しく作りだすウイルスの量など、状況によって変わりますが、基本的に「ウイルス側」のことを指します。

2、抗体と言うのは、ワクチンで作られるものと、自然感染後に作られるものがありますが、体の防衛に使われる「液性因子」を指します。

ADE antibody-dependent enhancementというのは、一般的には抗体依存性感染増強と言いますが、ワクチン接種者の方が病気が悪化することも指す「包括的」な意味合いを含んで私は使っています。

アスピリン氏が出している論文の図は、一般的なADEを示す実験のやり方で、ある一定量のウイルスを感染させるときに、血清を段階希釈して加えていきます。

血清でなくて、そこから精製した抗体でも、マウスに作らせた抗体でも、やり方は同じです。

普通は、抗体の濃度が高いときには、中和反応が見られて、ウイルスが増えないけど、抗体の濃度が薄くなれば見逃し感染が増えていく結果になります。

しかし、時々、不思議なことに、ある濃度に血清を希釈したときには、急に血清を入れないときよりもウイルスが多く増えてしまい、さらに希釈したら、その「増加分」は見えなくなることがあり、これをADEと呼びます。

一般的には、ワクチン接種後にIgGと言った場合には、スパイクタンパク質に対する抗体の量を指します。

実は血清中にある抗体の認識部位は、スパイクタンパクの様々な場所に結合できる、いろいろな抗体がカクテル状になっているのですが、そのことは後で説明するとして、まずは中和抗体(善玉抗体)だけで血清が構成されていると話を単純化した場合、抗体の量がウイルスに対して相対的に十分に多い場合にはADEは起きません。中和活性の方が強く見えます。

ですから、ワクチン接種後3ヶ月程度までは、感染防御効果は得られます。

抗体は徐々に下がってきます。試験管内の実験で抗体を希釈していくのと同じことが生じます。

ウイルスの量に対して十分でない時に、ADEが生じます。

この時点での「十分」か「不十分」かは、試験管内の実験ではウイルス量は一定の条件になりますが、実際の生活ではウイルス曝露量は、市中のウイルス感染者の数や、感染者からの距離・時間・空間の密閉度などによって、様々に異なること、対策を取ることで取り込むウイルス量を意図的に減らすことが出来ることは、既に、みなさんご存知だと思います。

ですから、私は「ワクチンしても不織布マスク」を言い続けてきたのです。

さて、ここからが複雑な話ですが、抗体といっても様々なものがあります。

宮坂先生のいうところの、善玉抗体(中和抗体)悪玉抗体(増強抗体=荒瀬抗体)役なし抗体(結合抗体)の3種類が混ざっています。

丼先生が情報を集めているアボットの数字は、これらの総和です。抗体の種類を見分けてはいないです。

中には、中和抗体だけを測定してますと言って売っているものがありますが、それは「レセプター結合ドメインRBD-

それも武漢型のもの」に結合する抗体を中和抗体とみなして表示してるに過ぎません。

荒瀬論文を読むと、中和抗体はRBDだけでなくNTDという別のところにも結合するタイプもあると書いてあります。

そして、インド型(デルタ株)は、そのNTD中和抗体からは逃れていると。

一方で、荒瀬抗体(増強抗体=悪玉抗体)もNTDに結合しますが、中和抗体の部分とは違うところに結合する。そして、インド型だろうがアルファ株だろうが、そこは変わってないので、感染増強抗体には結合する。

そして、抗体の中で、中和抗体と増強抗体のどちらが多いか?は実は人によって様々なのです。

ワクチン接種後の血清を多くの人から集めて解析すると、大抵の人は、濃いところでは中和を示し、薄くしていくと途中で増強を示し、完全に薄くなると中和も増強も示さなくなるパターンを示すけど、中和活性だけ示す人、増強活性だけ示す人がどちらも稀だけどいることがわかります。

だから、「いいな」氏が抗体が多い方がADEになりやすいと言ってたら、それは間違いです。

では、「いいな」氏が抗原が多い方がADEになりやすいと言った場合、抗原が感染する時のウイルス量(私がよく言う、取り込むウイルスの量=曝露量)を指しているのならば、それは正解。

しかし、「ワクチン抗原」つまりmRNAワクチンの中に含まれるmRNAの量を言ってる場合には、それは「不適切」な表現になります。

ワクチンを3回打てば、感染増強抗体が作られずに中和抗体だけを作ることが出来るか?と言えば、そんなことはありません。

そう言う都合の良い形に、ワクチンの中身を作りかえることは研究が進んではいますが、まだ実用段階ではありません。

何が厄介かといえば、武漢型で作られたワクチンが作りだす中和抗体から、デルタ株やラムダ株は一部、逃れていることです。デルタ株がまだワクチンで効果を示すことが出来るのは、NTDの中和抗体からは逃げたけど、RBDの抗体がまだ有効だから。

一方で、南アフリカやブラジル株は、RBDの中和抗体から逃げる性質をE484K変異で獲得していました。

デルタプラスの中でもE484Kを持つものなど、今はまだ有効な中和抗体から逃げる「ワクチン逃避変異ウイルス」は、これからさき、ウイルス感染が抑制されずに感染者が増え続けていると、いつかは必ず生まれます。

ミュー型もE484Kを持っています。

峰さんはDNAウイルスの研究者だから、この「いつかは必ず生まれる」との予想はしません。

でも、私はRNAウイルスの変異獲得能力に脅威を感じるのです。

今はいい、今はワクチンパネェと言ってられる。この第五波の死者を減らすためにはワクチンは必要だった。それは間違いない。

ただ、いつまでも、ワクチンがRNAウイルスに勝てるわけじゃない。

ウイルス舐めるな、なんです、私が言いたいことは。

インフルエンザの感覚でいると、ワクチンが効かなくても、それはマイナスではありません。

でも、コロナの場合、「マイナス」になることもある。今のデルタ株の場合、ワクチンしてない人だけが感染して重症化してる様相ですけど。将来は、わかりません。

何度も繰り返しますけど、「将来はわからない」けど、今は効果があるから、私はワクチン打ちました。

私と知念さんたちの違いは、今しか見てないか、将来を見ているかの違いです。

将来の懸念を大きく取り過ぎて、今、感染してしまってはいけません。

接種しない自由を謳歌する人は、人一倍、感染防御行動を完璧に取るようにしてください。

それは決して「イベルメクチンを個人輸入して持っておく」ことではない。

換気の悪いところ、人が密集して騒いでいるところには行かない。電車の窓は開ける。マスクは不織布、ってことです。

3月から私は毎日、同じことを言い続けてきましたが、「いいな」氏の方からご新規様が来られている気配があるので、改めてまとめました。

「ワクチンをお済ませの方も、お済みでない方も店内ではマスクの着用を」よろしくお願いします。

「いいな」さんは手抜きなんですよ。動画見ろとしか言わないでしょ。それでは人は納得しないんですよ。

同じことであっても「自分の質問」に答える形で返ってきたものは、ただ、そこに陳列されているものよりも、ずっと頭に残るんですよね。たとえ、コピペであっても。

それだけのエネルギーを相手がかけてくれたってことに人は意味を見出すからです。

それから彼は実は単語の使い方が正確ではありません。orf6をワクチン抗原とするって言っておきながら、抗体抗体言っておきながら「俺は細胞性免疫の話をしている」とか言い出すの、これじゃ何もわかってないのと同じ。抗原と抗体は違うのに、その2つを取り違えた発言をしたのか、単語を間違えると意味が通じなくなるんです。