10458. ワクチン開発事業は大きな博打です

勝っても儲かりません。先進国にはそれなりの値段で売れますけど、WHOに納入する場合は原価や原価割れ。

負けた場合、つまり、開発費をどんなに使っても効果が出なかった場合は撤退するし、phase IIIには莫大な金がかかる。治療薬よりもワクチンの方が副反応については厳しい(健康な人に接種するので)

日本ではおそらく、極めて稀な副反応でも国民が拒否するだろう。日本でワクチンメーカーが弱体化したのは、国民にワクチン恐怖を煽ったマスコミの責任が大きい。

誰かさんは、ワクチン でファイザーやビオンテックが儲けるためにイベルメクチン が〜って言うけど、そんな話は絶対にない。

ファイザーは巨大企業だから、他の薬で儲けたお金をつぎ込んでくれたし、アメリカも税金を投入して自国で治験をガンガンやってくれたから、ワープスピードが可能となった。日本にそれだけの体力はなかったし、そんなに感染も広まってないから日本でphase IIIは出来ない。誰かの国を「草刈り場」にして治験をするしかない。

途上国でしか流行しない熱帯病に対しての薬やワクチンの開発が遅いのは、ペイしないからです。

今回は先進国で大流行して致死的だったから、採算度外視でみんな博打に突っ込んでくれました。下手すれば会社が傾きかねないところ、開発費を大判振る舞いしてくれたトランプがいて。もともとHIVの流行してたアメリカでは、ビル・ゲイツ財団がワクチン開発の基礎研究に大金をずっと投入しててくれたので研究者が生き延びていたの。

でも、効果が薄くて諦めたところも多いのですよ。

日本では感染者が欧米の10分の1どころか初期は100分の1でしたから、トランプのように税金を突っ込む宣言もできなかったと思います。