10352. 感染症との戦いはインフォデミックスとの戦いである

と、私は最初から思って、このブログを綴っている。

しばらくはエアボーン先生の応援をしてました。換気の重要性は伝わりにくいので。

次は宮沢さんのデマの細かい修正を主にやってました。京大・ウイルス学の看板を穢されたくないこともあり。

今は薬物の濫用に神経を尖らせています。マスク&手洗い&換気のようなのとは「薬」は違う次元の話なので、「御素人様の付け焼き刃の知識で自己判断で飲まないで欲しい」から。特に個人輸入に結びつくような話や、処方薬を勝手に貯めて飲むような話は、言語道断だと思っています。

お気持ちを優先すれば、そりゃ「手に入るなら薬が欲しい」のかも知れません。でも、毒にも薬にもなるモノについては科学はルールを決めています。これまでに何度も痛い目にあって犠牲者が出た経験から、人間(薬を通したい人)のやることにバイアスがどうしてもかかる可能性があるから、二重盲検法と言うのが必要とされてきました。

反体制、反政府の立場をとる人は、政府の広報や、権威を信じない傾向にあり、ネットで拾った知識のうちで「公式には推奨されないもの」にこそ、真実があると信じる傾向があります。余命ブログに嵌った老人たちが、まさに、ネットde真実を見出した人たちでした。

発言は自由だとは思いますが、責任が伴うべきです。科学的に正しくないことを喧伝されてしまうと、日本社会が間違った方向に進んでしまう可能性があります。想像ではなく、必ず科学的根拠のある発信をしてほしいなと思います。

――その一方で、今回の新型コロナウイルス感染症は未知の部分も多く、たとえ医師であっても「科学的根拠に基づいた、正しい情報発信」をされているとは限らない場合もあると聞きます。

実際に、僕が信頼していた先生が「あれ?」と思う発言をされていたりして、驚くことも少なくありません。医師であっても、未知の出来事に混乱し、追い詰められた結果、科学的に正しくないことを発信してしまうケースもある。それだけ、現在は大変な状況なんですよ。

一方の読者側は、このコロナ禍で専門家や発信者をフォローして、直に情報を受け取る人が増えたように思います。「この人の発信であれば信頼していい」ということだと思うのですが、いま科学的に正しい発信をしている人であっても、今後も正しい情報を発信し続ける保証はありません。実際、影響力が増した人が極端な情報発信をするように変わっていってしまうケースも見てきました。情報収集の場所を1つに絞るのは得策ではありません。

ですから、特定の個人が発信する情報を鵜呑みにするのではなく、信頼できる複数人の発信を追うようにして、俯瞰的に情報収集する。そうすれば、誰か1人が外れたことを言い始めたときに何となくどちらが正しいか分かるようになります。専門の公的機関がない現時点では、おすすめの方法だと思います。

ウイルスとの戦いが続く現在は、皆さんにとってはもちろん、情報発信を行う医療従事者にとっても苦しい状況です。気をつけてはいますが……僕だって、いつ極端な発言をしたり、非科学的なことを言い出したりするかわからないんですよ。僕も含めて、科学的な情報発信をし続けられているのか、読者のみなさんに評価してもらう必要があるでしょう。

(以上、https://events.z-holdings.co.jp/tougou/futurevision/031401/ 引用)

イベルメクチンについて、どれだけの意見があっても、自分が望まない意見はブロックして遮断する人には、届かない情報もある。

おそらく公衆衛生学的には、一定数のこの手の人たちに、どう届けるかが最終的な課題になるかと思う。

催奇形性と言う単語すら知らない人に対して 私は伝えられる言葉を持たない。