10235. 素人は相手にしても無駄

陰謀論の嵌まる人は、リアルでは成功してないことが多い。自分は才能もあるのに成功できなかったのは社会が悪い、国家が悪いで答えが決まっていて、そこから動くことは絶対にないから。

だから、私はコロナについては「専門家」を名乗る人しか相手にしてない。宮沢さん、峰さん、Takaさん。

今は花木先生。「治験」の番号を知られるのが、そんなに不都合なのですか?

「エビデンス(証拠)」の内容も多種多様だ。大半の学会が認めている研究蓄積や、主要メディアによる検証済みの報道がある一方で、それらを別の角度から捉えたもの、あるいは最新ではない過去のデータを(意図的かどうかは別として)持ち出してエビデンスと捉える人もいる。

 そして、これまでの社会に存在した「専門家の合意=常識」を既得権益による「陰謀」だと捉える人が増えれば、何をエビデンスとするかという根本的な社会的合意が不可能となり、知識の共通基盤に亀裂が走る。

 筆者は「理性」や「科学的」な思考を重視するが、陰謀論者もまた、そのことを大きく否定することはない。むしろ、誰もが少なくとも心の中で「自分は理性的で合理的である」と信じており、そのエビデンスは上述したように多数存在している。それ故に、傍からみれば非合理的な行動をしている人も、当事者の視点に立てば、その意味で非常に「理性的」なのである。

https://news.yahoo.co.jp/articles/68a6e88e5440aa581f889851c88d17944260b3eb

陰謀論者は“潜在的な不安”を抱えている

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 さらに、対話を困難にさせる要因として、「自分は正しい」と主張することの快楽、そして同じ考えの他者から得られる安心もある。自分を否定する他者に境界線を引いて排除し、同じ主張に共感できる仲間との「一体感」を感じること。敵を排除し、自らを正当であると主張する時の快楽を、私たちは否定できない。  また、排除と一体感を求める人々は、攻撃的であると同時に、被害者意識(自分は排除されている)という“潜在的な不安”を抱えている(陰謀論にかかわらず、過激な言葉の裏にはこうした心理が共通するように思われる)。

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