(コメントいただきました)
ワクチンについて。 喘息と食物アレルギーがあります。 食物アレルギーのある人はワクチン接種は慎重に、とのニュースを見ました。 アナフィラキシーで何度か救急に駆け込んだ歴史あり。 食物アレルギーはかなり重いアナフィラキシーが出て死ぬ事もあるけど、 もしワクチン打たずに感染したら、喘息のため重症化して死ぬリスクもあるという、まさに板挟みです。 どうしたものかと悩みます。
(以上、ありがとうございました)
忽那先生の見解は以下の通りでした。
何らかのアレルギーがある人はワクチン接種後30分程度は特に慎重に様子を見るようにしましょう。
なお、アナフィラキシーを起こした方々は皆さん退院されており、迅速に、適切に対応すれば命に関わることはほとんどありません。
Q. アレルギーがある人はワクチンを接種しない方がいい?
A. 何のアレルギーかによります。
CDCはPEGやポリソルベートなどのPEG誘導体にアレルギーのある人はmRNAワクチンの接種を控えるよう推奨しています。
それ以外のアレルギーを持つ人もワクチン接種後にアナフィラキシーを起こすことはありますが、接種をしてはいけないわけではありません。
アレルギーをお持ちの方は、接種するかどうか医師と相談して決めるようにしましょう。
まず、日本でワクチンが届く順番が来るまでに、どれだけの時間があるか(優先されるか否か)わかりません。
その間に、アレルギーのある方への接種も増えてくると思います。上の記事を見る限り、なんらかのアレルギーがあるからと言って、接種してないわけじゃないようです。接種の直後に出る反応だから、エピネフリンを用意して待機しててくれるはずですし、これまでに1億回の接種で、アナフィラキシーのための死亡例はないようですから、喘息での重症化を気にしてるようなら、私なら打った方がいいと考えます。(個人の意見です)
ただ、日本は欧米とは異なり感染率がまだ低いので、怖いから打たないと言うのもアリだとも思います。ワクチンをみんなが打ってくれたら、フリーライドできるのも事実ですから。
日本人は思いやりに長じた人が多いので、なんだ^かんだ 言ってても、この考えにみんなが到達するまでに、そんなに時間はかからないと思います。そのためにも「悪い情報も含めてちゃんと出てる」って安心感が出るまでの透明性が必要で、今、医者たちが手分けしてマスコミ対応をしてるのも、そのためです。
フリーライドって言い方は「反ワクチン派」を念頭においた言葉ですけど、「ワクチンを打てない子供らを守るために、周りの大人がうつ」って考え方も、いずれ広まると思います。