嫌儲特有の言い方だそうです。
感染ルートの中で接触&飛沫感染では、鼻腔口腔の粘膜に存在するIgAが感染防御に働きます。
筋肉内接種のmRNAワクチンでも、IgAが「血液中」では上がってくるデータはありますか?(アストラゼネカのウイルスベクターワクチンではなく)、それでも「鼻粘液中」のIgAまで速やかに上がるでしょうか?その上がってるIgAが感染防御に十分なのでしょうか?と疑問を呈する形で宮沢さんが発言してたら、炎上はしなかったでしょうね。
答えはイスラエルが教えてくれます。Stay tune ってことで、落ち着いたことでしょう。
ちなみに、冬になって重要になってくる「空気感染(と敢えて呼びますが)」エアロゾル感染による肺にウイルスが直接取り付く場合は重症化しやすいのですが、既に重症化してしまった人は、ウイルスそのものよりはサイトカインストーム(と血栓)によって炎症が問題なのでステロイド投与の適応となり、今更、人工抗体を入れても回復期患者血清を投与しても、タイミングによっては効かない。(重症化しない人が多い中で、重症化予防のために高価な人工抗体を投与するのはコストが合わない。特に保険診療においては。)
人工抗体で私が言ったこと
西村先生から教わったこと
の中には「ワクチン」は入ってなかったのですが、それを短絡的に結び付けて「断言」するから・・・
BuzzFeedの取材を受けるのは、良い反論のチャンスだったと思うのよね。
ニュー速の目玉コンテンツとして、他社の取材を受けない約束でもしたのかしら?
公衆衛生学的には、ワクチンを打っても「感染防御についてはまだわからない、他人に感染させなくなる証拠は今のところない」ので、即座にマスクなしで生活して良いことにはなっていません。
これを示すことでも、反論は可能なんだけどなぁ。もったいない。