久しぶりにこの言葉を思い出す。
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(こうかくきどうたい スタンドアローンコンプレックス)劇中において電脳技術という新たな情報ネットワークにより、独立した個人が、結果的に集団的総意に基づく行動を見せる社会現象を指し、孤立した個人(スタンドアローン)でありながらも全体として集団的な行動(コンプレックス)を取ることを意味する。
コロナ対策に最も必要な形態ではないかと思うのだ。
確かに、中国の大量PCRや、台湾やNZの際立つ水際作戦は素晴らしい。
しかし軍事国家ではない日本では、逆立ちしても「人権」が邪魔をして出来ないことも多い。世界の工場でもないので、輸入にあれこれを頼っているところで物量作戦も取れない。
日本にできることは、火の国とは異なるのだと私は思う。
無症状にお気持ちPCRをして資源を枯渇させるくらいなら、「誰もがいつでも他人に感染させない思いやりを持って行動する」「ほんの少しの我慢と、ほんの少しの気配り」で助けあう。
識字率が高く、我慢強い国民性なら、政治家がどんな為体でも、なんとかなる。
そこに、脇田・尾身・西浦と揃っている。
私は年始の緊急事態宣言が、ここまで効くとは思ってなかった。変異型も入ってきてるのだから、高止まりしたまま2月に入ると思っていた。でも、違った。あんな緩々でも人は「キモ」を押さえた行動が出来るようになってきてる。
やれば出来る。
ワクチンについては、しばらく黙ってイスラエルを見る。
ロジスティクスが整うまで、現場の負担を少しでも減らすことに、協力しよう。
インフルさんが息をしてない冬なんて、見たことなかった。
そこへきて、心臓・脳の血管にまつわる救急搬送が減っていると言うじゃないか。
風邪は万病の元と昔から言った。HIV感染者が悪くなるきっかけも、風邪を引くことだ。
小児の川崎病も、慢性疲労症候群も、多発性硬化症も、他にも諸々ウイルス感染が引き金になると言われている病気は数多い。それらが一斉に、消える世界線を見てみたい。
風邪ひかないように、これは母親なら誰もが愛する夫や子供に向ける言葉。
老いも若きも、みんな「ご自愛ください」