寸止め状態のうちに、時間切れになってしまって、すみませんでした。
あたし的には発熱外来(5)と(6)と、病棟(1)は3連なんだがなあ。😩
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 8, 2021
すみません、勝手にまとめたのが(5)だけで・・・
— 悪魔の提唱 (@6CLW77Y102) February 8, 2021
(6)は寸止めだったので・・・https://t.co/2i6KlTBpIB
禅寺食堂についても、あとでまとめまする!
カルテを見て驚いた。4月の下旬から11月までの間に30回も抗原検査やPCR検査の履歴がある。いくらなんでも多すぎる。なんだこれは???
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 6, 2021
うちの発熱外来は検査のハードルは低いし、特に夏の発熱外来の正式発足以降、ルーティンで抗原やPCRはできるシステムなんだが、いくらなんでも多い。
8月に一度、別の先生が「あなたはコロナではない。熱が低すぎるし、CTも何もない。何度調べてもコロナじゃないので、もう検査はしないほうがいい。これは公費だ」と話し、翌日に親も一緒に来院していて、根負けした翌日の発熱外来の医師が再度PCRと抗原を取っている。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 6, 2021
聞いてみると、今回も熱は全然ない。本人は「私は平熱は35度なんです!今36.4度なんですけど私にしてはとても高い熱なんです!すごくだるくて息苦しいんです!コロナだと思いますので調べて欲しいのです!」と言って悲壮感に溢れた表情をされている。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 6, 2021
つまり4月以降ほぼ出勤していない状態で、家にこもっていて、外に出るのは当院にきているときだけの状態になっていることがわかった。困ったな。しかしまあここで、何もしないで頭ごなしにダメだというときっと揉めることになる。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 6, 2021
とりあえず抗原検査だけ。PCRはあとで出すかどうか決めよう。
私:「出社もできないというお話だし、違う方向で問題を考えたほうがいいですよ」
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 6, 2021
B:「コロナは長引くって聞きます!(涙)」
私:「ほら、泣かないで。とりあえず過去にコロナにかかっているのかご心配なのであれば、自費になってしまうけど、IgG抗体検査で確認してみるという方法もあるけれども。」
しかしその後も彼女は何度もPCRを受けに来られ、そしてIgG抗体検査も何度も受けにこられた。12月のある日、私が発熱外来の担当の日にまた当たったので話した。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 6, 2021
私:「あなたは今まで1回もコロナにかかっていない。メンタルをやられていると思う。精神科に紹介状を書くから、受診をしてほしい。」
私の方で、会社へ出す診断書は、コロナに感染したという明確な証拠はなく、未感染であろうと思われること、今後精神科への受診誘導を考えていると言う旨を書いておいた。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 6, 2021
ところが…..
(続きは明日の夜に書きます)
病院の検査、治療、診療行為の全ては診療報酬という規定に則って計算がされております。水増ししたりはもちろん、妥当性のない検査を無駄に繰り返したり、処置を無駄に繰り返した場合は、疑義照会的なものがやってきて医師は『症状詳記』という文章を書いて送らなければなりません。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 7, 2021
私が PCRを短期間に繰り返す場合は、それ相応にコロナを強く疑っており、なんとしてもこれを陽性にしなければ、レムデシビルも使えないし、人工呼吸器ついた莫大な金額を患者さんに負担させるのか?という切羽詰まった場合です。そして、今まで私が書いて症状詳記が却下されたPCRは1回もありません。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 7, 2021
しかも、終わったものを後から患者さんに請求できないので、実は全部病院側の泣き寝入りになります。これが現状です。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 7, 2021
ですので、何人かの医師が「あなたはコロナではない、もう何度も繰り返すのはやめて、少し様子を見なさい」と話したけど、なかなかその説得がうまく行っていなかったわけです。
彼女に話すのを私にと医事課長に懇願され、私が話すことになりました。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 7, 2021
私:「やっぱり今までコロナにかかったっていう証拠はまだないのよ。もう少し、熱とか、味覚障害とか、臭い全然しないとかね、酸素飽和度で酸素が下がってるとか、他の症状が加わってくれば全然保険扱いで検査やれるんだけどね」
彼女はそれでいいというので、私がその旨を書面にして診断書を持たせました。問題はそこからです。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 7, 2021
おそらく、メンタルに絡む問題なのだろうけど、自分も専門外すぎる上に、この病院内に心療内科も精神科も、そして神経内科もないので、どうにもならない。他院へ紹介してみよう。
ということで近隣のメンタルクリニックへ紹介状を書いて持たせた。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 7, 2021
↓
数日後。また発熱外来に来てる!?なんで!?
↓
彼女:「メンタルクリニックに行ってきたんですけど、息苦しいと行ったら、先にコロナを調べてもらってと言われて受診できませんでした」
私:「え??」
紹介状は未開封だ。
あまりいい返事が得られないので、じゃあいいです、と引き下がることにした。別のところ紹介しよう….
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 7, 2021
↓
数日後、発熱外来にまたあの子が来ている!?
なんでだ!?
↓
彼女:「行ってきたんですけど問診票に新型コロナが心配と書いたら、コロナのご相談は受け付けていませんと言われました😭」
その後、党員としては発熱外来でも毎回自費という了承が得られたので、医事課的には「それならば」ということになったのだが、だからと言って患者さん本人の問題が解決したわけではない。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 7, 2021
しょうがない・・・提携先の大学病院の精神科に送るか・・・😩でももうそれしか案がない。
2ヶ月後。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 7, 2021
なんと乳がん検診に母親と二人で来ている彼女に、院内で遭遇。私は、初めて泣いていない彼女の顔を見た。
彼女:「大学病院の精神科に通ってます。お薬飲み始めて1ヶ月半ぐらいです。少し気持ちも落ち着きました」
あああああよかったーーーー😭
(本例においては、2例の類似ケースをミックスして加工しており、現実の患者さん通りではありません)
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 7, 2021
いつもありがとうございます。
発熱外来の(1)は番号降ってないけど、これですね。https://t.co/7KJ0kQOii2
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 4, 2021