9777. 西浦先生は先を読み、白猫は周回遅れで理解する

ワクチンが感染防御に効くかどうかについては、欧米も慎重になっている。

ワクチンを2回打っても2週間は抗体が上がってくるのにかかる。

上がってきた抗体が「他人に感染させる率を減らす」かどうかは、わからない。

だから、ワクチンを打ってもすぐにマスクなしの生活には戻れないと繰り返し広報する必要はあるでしょう。

 ――ワクチン接種が進んだときの注意点はありますか。  高齢者や基礎疾患のある人の接種が進めば、重症者が抑制されるため、新型コロナによる社会的な喧噪はいったん落ち着きを見せ始める可能性がある。そのとき、私が最も恐れるリスクシナリオは、みんなが辛抱しきれなくなることだ。  これまで人々はコロナ対策に耐えて協力をしてきたが、高齢者などの重症化リスクが抑制されたとき、政府が適切に国民の行動制御をできるのかと心配している。若年層や中年層が「医療リスクは減った」として平時の行動に戻れば、これまでの日本の新規感染者数より1桁多い水準まで感染拡大は進んでいくかもしれない。

■ワクチンが行き渡るまでのタイムラグ  とくに若者を含む生産年齢人口を相手に、最も肝心なタイミングで首相が「(接触を減らすのを)俺もがんばるから、みんながんばろう」と心からの言葉がかけられない状況は本当に厳しい。ワクチンが全国民に行き渡って集団免疫を達成できる時期は見込めない。その時まで、みんなで行動を制御することに国民の合意が得られるか。その点を今のうちから広く議論しておくべきだと思う。  経済への影響を考えると、行動制限に反対する声は大きくなると思う。しかし、若年・中年層で1桁2桁大きい感染になってしまうと、ワクチンで守れなかった高齢者や喘息患者、それから未接種者の50~60代での重症者の増加によって医療の負荷の拡大がこれまで以上のスピードで起こり、結果として医療資源を圧迫する可能性がある。そういった懸念を考えて、われわれもシミュレーションして準備している。政治はそうしたロードマップを示せるか、今後ワクチン接種が始まる中で重要なトピックだと思う。

厚生省が退院基準を6月に変えても、ずっとPCRが陽性だから無駄に入院させてると言ってたし。

空気感染もずっと理解できなかったようだしね。