あるある
唾液PCRが可能になっても、頑固に「喀痰」を取って送ってくる先生がおられます。
現場からは以上です。
コロナ病棟の嘆き事例その(1)
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 3, 2021
外来ではなく、病棟バージョンです。
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ある時、50代後半の男性が高熱で発熱外来にやってきた。複数回数にわたる会食歴がばっちりあって、咳も強いので、インフル、コロナ抗原、PCRの当院ルーティン3点セットを取った上、胸部CTをオーダー。
翌日PCRの結果が出てきたがPCR(-)。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 3, 2021
本来だったら、これで隔離を解除して、家に返すとか、外来で通院とかの案もあるのだが、男性はどんどん高熱が続き、咳がひどくなっていく。
退院させられないと判断してそのまま疑似部屋で点滴や抗生剤など続行。
でも、やっぱり患者さんは具合が悪そうだし、そのうちになんか酸素飽和度が下がってきて、ついに酸素吸入を開始しなければいけなくなってしまった。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 3, 2021
困った。どうしよう。
第8病日に、「やっぱり」とつぶやいて、コロナ抗原検査とPCRをオーダー。
しかし抗原(-)
PCR(-)
提携先の大学病院に、これは転院をお願いしたいと連絡を取りつつ、もう間に合わないので、人工呼吸器を準備する。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 3, 2021
大学病院側から、明日だったら受け入れできると思うので、人工呼吸器ついたままでもいいので移動できるか?と言われたので、お願いする。
患者さんが移動した後、午後になって最後に気管チューブからの痰をPCR出したのが帰ってきた。
— sguardo_0517 (@concert_1750) February 3, 2021
_人人人人人人人_
> PCR陽性!!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
😭😭😭
やっぱりー。だからコロナなんじゃーん。😭
ほんとPCR大っ嫌い。
@matomesu まとめて
— 萩野 昇 🐼 (@Noboru_Hagino) February 3, 2021
お疲れさまです。僕も昨年4月に米国の友人からそのような事例は聞いておりましたが、実際本邦では挿管されていない方でのBAL検体採取はハードル高いので焦りますよね……… pic.twitter.com/BGOu6u43KU
喉の炎症がなく、空気感染(敢えて言おう)で感染した肺炎が主体の場合、上気道の検体では陽性にならずに、下気道由来の痰が採材としては最適解、次点は鼻スワブではなく唾液だったりする。
— 悪魔の提唱 (@6CLW77Y102) February 7, 2021