9751. Syncytinの発見は2000年

宮沢さんのは2013年。

宮沢准教授は、学部生時代にレトロウイルスの研究を始め、その過程で「ヒト内在性レトロウイルス」がレトロトランスポゾンとして機能し、胎盤で発現していることを知ったという。

https://www.natureasia.com/ja-jp/jobs/tokushu/detail/299#.YB017yhAIJs.twitter
  • Mi, S., Lee, X., Li, X., Veldman, G.M., Finnerty, H., Racie, L., LaVallie, E., Tang, X.Y., Edouard, P., Howes, S., Keith, J.C. and McCoy, J.M. (2000): Syncytin is a captive retroviral envelope protein involved in human placental morphogenesis. Nature, 403, 785–789.

ヒトのレトロウイルスが胎盤形成に関与している研究が発表されたのが2000年のこと。その後2005年にマウスでも似たようなレトロウイルスが胎盤形成に関与していることが示されている。

  • Be, L., Kanellopoulos, C., Sapin, V., Dupressoir, A., Marceau, G. and Heidmann, T. (2005): Placenta- specific murine envelope genes of retroviral origin conserved in Muridae. Science, 102, 725–730.

ウサギで示されたのが2009年

  • Heidmann, O., Vernochet, C., Dupressoir, A. and Heidmann, T. (2009): Identification of an endogenous retroviral envelope gene with fusogenic activity and placenta-specific expression in the rabbit: a new “syncytin” in a third order of mammals. Retrovirology, 6, 107.

宮沢先生のインタビュー記事は2013年9月12日。

Fematrin-1 is involved in fetomaternal cell-to-cell fusion in Bovinae placenta and has contributed to diversity of ruminant placentation. Nakaya Y, Koshi K, Nakagawa S, Hashizume K, Miyazawa T. J Virol. 2013 Oct;87(19):10563-72. doi: 10.1128/JVI.01398-13. Epub 2013 Jul 17.

Journal of Virologyはウイルス学の中ではトップジャーナルだけど、Natureではないのは、先行研究があって動物種が変わっただけでコンセプトが画期的ではないからです。

先行研究がいくつもあり、収斂進化の話や発現調節を行う転写因子の話まで出てる頃に別の動物種で見つけたってことを、世紀の大発見のように話すのは八年前から片鱗が見えていたと私の目には見える。

激闘甲子園の文字おこしはこちらに

8117. 座談会(2020/9/13)

緊急事態宣言を解除した時にした、西浦予言が見事に当たったよ。7月には新規感染者数が100を超えるだろうって。宮沢さんたちの7月9日ピークアウト説は見事に外れて、当たるまでに1ヶ月以上ゴールをずらし続けたのは記憶に新しい。

7745. デイリー新潮7月16日号

私は批判するつもりだけど、今は忙しいので、また後でね〜

マスクは室内では着用のこと。鼻出しNGで。

空気(エアロゾル)感染もあるから、換気が出来ないライブハウスなどの人数制限は重要。

「目鼻口さえ触らんかったら100%感染しません」って藤井教授が言うのを止めさせてよ。「首相が朝昼晩と目鼻口さえ触らんかったらと言ったら感染は抑制できる」とか恥ずかしい黒歴史が残ってしまうじゃない?

8047. 悪魔と宮沢の間