のは、確かにICUの目詰まりをよくする意味で、大事だと思う。
「回復期用後方ベッド」かあ。なるほどなあ。これで入院ベッド満床状況を回避すると。ロジスティックをちゃんと考えている。繰り返しになるが、墨田区、流石だなとしか言いようがない https://t.co/3aQFVvVjiU
— ガイチ (@gaitifuji) January 8, 2021
ただ、おそらく、いつもの先生のおられる札幌は、協力して新規感染者を減らしたので、助かったところは大きいと思われる。
今のまま、病棟だけ作れば何もかも解決するかといえば、そんなことはないだろう。新規感染者が減らなければ、回復病棟へ移動させる以上にICUを必要とする人が出てしまうのだから。
医療キャパを上げる方法論は素人があーだこーだ言っても門外漢なので、現場の医師たちに任せて、現場に居ない後方部隊は、感染拡大防止に努めます。
まずADLが維持されている患者についてである。施設・療養病院例については後述する。ADLの良い患者についてはCOVIDの病態悪化は抗体出現時期に見られる。これは通常発症7日を過ぎてからである。これまでの時期は低酸素も強いものはまず見られない。したがってここまでは外来で経過観察可能である。
— いつもの (@AGSTEGKaQKw0iMk) January 8, 2021
7日前後まで発熱が続く例が要注意例である。ここで解熱と前後して低酸素が出現してくることがある。入院をさせるならこの時期である。発症5日目で発熱が続いている例を入院させればよいだろう。余裕がなければ低酸素出現まではさらに待機。
— いつもの (@AGSTEGKaQKw0iMk) January 8, 2021
高流量酸素が必要になってもあわてない。今の手引書で挿管が奨励されているのは高流量酸素によってエアロゾルがばらまかれ院内感染が起きる"可能性"があるからである。ところで酸素化が悪化するころはウイルス排泄は終わった時期である。
— いつもの (@AGSTEGKaQKw0iMk) January 8, 2021
ここがクリアできれば挿管を急ぐ必要はない。NPPVやリザーバでご飯を食べながらの闘病が可能である。この半年間で300例以上の入院があったが当院で挿管を施行したのは3例である。地域全体の確定診断例のうち実績として入院は1/3程度だから全体の確定診断患者1000例で3例程度となる。
— いつもの (@AGSTEGKaQKw0iMk) January 8, 2021
一般病棟にさっさと動かしているのを見たら周りの病院も安心して引き受けてくれる。転院待ちやリハビリ待ちの患者も動かせる。看取りの患者も動かせる。いいことずくめである。ぜひCOVID回復期一般病棟を作るべきである。
— いつもの (@AGSTEGKaQKw0iMk) January 8, 2021
ここまでやれば外来の部分を抜いても現在の倍は患者がとれる。重症は半分である。感染者が倍に増えればそれまでかもしれないが、実現できるかどうかわからない感染者数減少に希望をつないでも仕方がない。確実にできることをやっていくべきである。
— いつもの (@AGSTEGKaQKw0iMk) January 8, 2021
施設に入るということは自力では生活できないということ、つまり生物としてはもう終末期でそこから何年も生命を維持できること自体が異例と思わなくてはならない。
— いつもの (@AGSTEGKaQKw0iMk) January 8, 2021
二次医療に余裕がないというのに通常やっていないことをしたら破綻するのは当たり前である。施設高齢者は現地で対応する、これは非常時だからそうするわけではない。もともとそうだったのだ。
— いつもの (@AGSTEGKaQKw0iMk) January 8, 2021
これでどれだけ減るかは地方によるが、当地では入院はさらに半減するだろう。先ほどの分と合わせて1/4である。Rが1.1というのが本当なら2か月は稼げる。現在の流行のかなりの部分が冬季に伴う市中のR上昇が主因であれば2か月稼げば自然に鎮静化することもありうるだろう。
— いつもの (@AGSTEGKaQKw0iMk) January 8, 2021
参考になります。
— コロナにかかった内科医 (@tvnet88) January 9, 2021
ADLが維持できている患者対応について、は大阪市内の多くの病院では幾分前から既に行われている内容に近いと思います。強いて言えば、肺炎像が派手だと(いずれ低酸素血症になるのが明らかなので)初日から入院させている、くらいでしょうか。
特にキーとなるのは、↓続く https://t.co/hvWJZ0OZ7w
現場を見捨てないためには相当数の応援が必要になると思いますが…
— コロナにかかった内科医 (@tvnet88) January 9, 2021
クラスターが起きてから、ではなく起きる前に介入しておくことが必要でしょうが、もともと感染症専門医の数も限られているし(そもそも大病院にしか居ないわけですし)中々難しいのであれば、
あとは、フル防護(PPE)ありで患者をみるほうが中途半端に接客するよりよほど低リスクだということを周知してもらって、厳しい業界の方々に色をつけて食事介助や清掃や物品補充等々で活躍してもらえればベッドも多少空いてくるのかなと
— コロナにかかった内科医 (@tvnet88) January 9, 2021