9396. 認知バイアス@第三波

人は、これまで大丈夫だったという経験があると、なかなかその「肌感覚」からは変われない。

しかし、第一・第二波の頃と、今は条件が全く違うのです。

1、冬になって乾燥しているので、接触感染よりも飛沫またはエアロゾル感染の危険が増えています。特に第二波の夏はドアや窓を開放できたけど、今は寒くて閉め切ってる店が多い。

2、ウイルスが変異して来ている。人間の ACE2に結合力が高くなってきて、少量のウイルスでも感染が成立するようになってきている。イギリス型や南アフリカ型は既に日本に入り込んでます。

3、人々のマスクの装着率が下がってきている、フェイスガードやマウスガードはマスクとは言いません。それから、ウレタンマスクも、あまり意味を為さない。

4、飲食店で飛沫を飛ばしてることの理解が足りません。第一次の時は、そこの説明が間に合わないから、とりあえず一旦、全部、ダメ!ってことにしましたが、今は、なるべくピンポイントにと考えるために、実は危ない行為を続けている人がいます。

人と一緒に食卓を囲んで無言で食べるってのが、どれだけ大変なことか。

黙って食べるくらいなら家で食べたほうがマシって第一波の時も言われてました。

妥協策は、「一緒にご飯を食べる人間を普段から一緒に暮らしている家族に限定」するです。

家族のない人は、固定した相棒=バディでもいいです。

5。 市中の感染者の割合が増えていけば、イベント会場の売店でも感染する確率は上がります。それでもイベントを止めないとすると、どこかで大規模クラスターが発生する可能性は高まっています。ライブハウスや劇場など、密閉&密集形態の店の営業が止まらないのは危険です。

6。 宮沢先生言う所のゾーン1=夜の歓楽街のキャバ嬢やホストたちでも2度目の感染は起きてます。夜の街の対策が店も客も甘くなっています。今こそ、褌を締め直す必要があります。

7。学校の一斉休校がありません。子供たちがハブになって家族に感染させる例が増えます。インフルエンザは学校の一斉休校が確実に効きました。今の英国型は子供たちへの感染がドライビングフォースになっています。

8。第二波の頃と違って医療崩壊が始まっています。これまでなら救命できた命も、ICUに入れなくて突然死する例が増えていきます。

結局、人の行動は「身近に例」がなければ、変わらないんだと思います。

後から後悔しても遅いんだけどね。仕方ないことなんでしょう。人間の想像力には限界がありますものね。

だから、想像力のある人もないひとも、一律に「動かない」ようにするのが、最も確実で効果的。

それでもエッセンシャルワーカーは働き続けるわけだけど、市中の感染者数が減らないと彼らが危険なままだから。

第一波の時には、音楽だスポーツだなどはエッセンシャルワークではないと言う「嗜み」があったけど、そこを見失ってしまってるし。

後少しなんだけどなぁ。

薬も探してるし、ワクチンも届くのに。