いい機会なので、言っておく。
新型コロナはコッホの4原則を満たしてますよ。
- ある一定の病気には一定の微生物が見出されること
- その微生物を分離できること
- 分離した微生物を感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること
- そしてその病巣部から同じ微生物が分離されること
1については、PCRだけでなく抗原検査もできます。
2については、分離培養はVero細胞を用いて行います。風邪のコロナよりもSARS-CoV-2は細胞傷害性が強く、分離は容易です。
3、ここが細菌学者コッホの作った原則の中で、ウイルスが乗り越えられない「種の壁」があるのですが、新型コロナの場合、ネコ科の動物が風邪症状を呈します。ミンクは死亡する、ハムスターは肺炎になります。
4、そこから分離したウイルスを次の動物に継代することは可能です。
少なくとも今年は、インフルエンザの流行はマスクと手洗いによって抑えられています。ワクチンも効いてると思います。
一方の新型コロナは流行しているのは、免疫をまだ持ってないからです。
集団免疫路線をとったスウェーデンは、とうとう隣国にまで応援を要請する事態となりました。
ワクチンや治療薬の開発は急ピッチに進んでいますので、「今年の冬だけは」我慢してくださいと尾身さんが発信してるのも、そう言う意味です。
宮沢先生は足元の大阪の医療崩壊から目をそらすために、来年、再来年のことばかり言いたいようですがまずは、今年の年末年始を、乗り切りましょう。
高止まりは「蓄積毒」です、下がるところまで持っていきたいものです。