9023. 自然減と行動変容

新しい黄身が生まれる=自然減はしないですよ。

行動変容により、新しい黄身が生まれなくなれば、自然減のK値が当たるようになります。

第二波の時点で、最初にk値が収束と読んだのが6月30日、実際には8月中頃のお盆のプチロックダウンまでかかりました。自然減の曲線に乗ったのは、それからです。

人が移動すれば、それだけ「旅先でのどんちゃん騒ぎの機会」が増えます。

ゴールデンウィーク頃に、やむを得ず、こっそり動いてた人たちは、相当に感染に気をつけてました。

Go TOトラベルの最初の頃に利用した人は、旅慣れた人たちでした。

今、GO TO トラベルで集団で観光バスに乗ってるツアーは高齢者が多くなっていること。

GO TO eatを使っている人たちは、居酒屋に行く学生ら、感染のハブになる(感染させる力が強い)人たちであること。

この2つがK値が外れまくる要因です。ちなみに、ホストクラブは摘発逃れに「公的検査」を避けるようになっていますので、クラスター対策に乗って来ない。(若ければ重症化しないので、当人に検査のメリットがないことが周知されてしまった)

9019. 焼け野原になってません

統計しか見ないで、人間の行動心理を理解できない動物相手の研究者に、人間の公衆衛生は無理です。

北海道が一旦、明確にRtが下がったのは、ススキノのメンズパブがクラスター発生源だと地元の人間はわかってて、そこから全力で逃げたからです。

8934. ホストちゃうメンズパブやで@札幌

でも、同じところに、GO TOで東京から人がきて、東京に持ち帰った。だから、黄身がポコポコ発生する「銀河系モデル」になるわけです。

ちなみに、韓国の第二波では、七次感染まで感染の連鎖がつながりました。ゲイクラブって人が「行動を隠したがる」感染経路不明から始まると、巨大になるのです。

6月末頃に、尾身先生たちは言ってました。経済との両立のためには、ゼロは無理でも、クラスター対策ができる程度に感染を抑えて欲しいと。

ゼロリスクって藁人形論法で、叩いて、「自粛に意味はない」って叩いて、それで「自然減」は望めませんよ。

「ゾーン1に行かないで」「どんちゃん騒ぎはやめて」って、すでに人に行動変容を求めてるじゃないですか?それで、何が自然減ですか(笑)

宮沢さんのイメージは、割と正しいけど、言葉の使い方を間違えてる。K値が自然減のフェーズにしか役に立たないから、「自然減」「自然減」って害がある言葉を垂れ流してる。

8930. 週刊新潮12月3日号

よく読んでください。中野さんは

第1波とくらべ収束スピードは落ちています。人々が以前よりリラックスして行動している、寒くなるとウイルスに感染しやすくなる、ということが要因でしょう。結果、3月、4月の収束スピードを1とすると、いまは0・8や0・7にしたほうがモデルとデータがフィットする。

と言ってます。核物理の専門家である中野先生の目から見れば、自然減が一定に見えてたはずの第一波の時よりも収束スピードは遅いのは明らかで、気温だけでなく「人々が以前よりリラックスして行動している」行動変容(緩み)に理解が及んでいる。生のデータを自分で扱っているから、感じることがある。

一方の宮沢さんは、

 京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授は言う。 「感染者数の上昇は、最初は急激でもスピードは徐々に鈍化します。実効再生産数Rtで見ると、全国レベルではすでに減少に転じていて、北海道では現時点で感染のピークはすぎています。自粛しないと感染拡大のスピードは落ちない、というのは誤解です。GoToトラベルを止めても、収束スピードはおそらく変化しません」

第一波の後に、K値のレクチャーを受けた時点から知識が変わってない。現状のデータを虚心坦懐に見ることができず、「自然減するはずだ」「あの時は世界各地で同じ収束スピードだった」「都道府県で人口密度が違ってても同じだったはずだ」って、思い込みから一歩も出てないんですよね。

でも、西浦さんがデータを見ると、ファクターの中に人口密度は入ってくる。

私の目から見れば、それは「歓楽街」の大きさに見える。

(実は宮沢さんもゾーン1って言って、わかってはいる。)

フランスのパリ封鎖の後の、下がり方は日本なんかよりもずっと急速に収束に向かっている。一方で、緩い規制しかしてないドイツは高止まりのまま。収束スピードが一定に見えたのは、どこの国も精一杯の接触削減をしたから一定に見えただけです。

自己催眠は止めた方がいいですよ。科学者のやることじゃない。異常値です異常値ですって騒ぐくらいなら、なぜ、異常値が出たのか、考えるべきでしょう。

生の患者データを把握してるアドバイサリーコミッティは5つの場面に「ゾーン1、2」に相当するところを集約しました。

宮沢さんの言ってることは、あながち間違ってもないけど。

問題なのは、ゾーン1は焼け野原になってて、感染しませんって断言してしまうこと。ホストクラブの接待がそんなに良かったのかしら?

今でも、キャバクラ・ホストが三密空間であることは、変わりがありませんよ。そこに火種が入れば、燃え広がる。

会社帰りの一杯、コンパに二次会でキャバクラ、大学生の居酒屋&カラオケ、ここらを止めるには、もう出勤停止・学校はリモートしかないって、なるまえに、きっちり警告を。

ピークアウトと自然減、完全にインフェデミックスに入ってます、社会の害悪と認定されても文句は言えないでしょう。昨日12月10日は、東京も日本も過去最高の新規感染者数でした。11月中のピークアウトは外れたのです。

あきらめろん