8977. PCR陰性からの院内クラスター

Ct値を弄って「陰性」に無理やり判定しても意味ないって、わかるかな?

クラスターが発生した地域の基幹病院「北海道医療センター」がNHKの取材に応じ、入院するときに行った検査では「陰性」だった患者から感染が広がった可能性が高いとする調査結果を明らかにしました。

この患者はことしの10月下旬に別の病気で入院し、2日後に退院しました。そのおよそ10日後の11月6日、この患者を担当した看護師2人が「胃がむかむかする」といった体調の異常を訴え、PCR検査を受けた結果、「陽性」と判明しました。

退院した患者もその後、感染が確認され、センターでは、この患者が10月下旬に入院したときにはすでにウイルスに感染していて、院内に広がった可能性が高いとみています。

小谷医師は「このウイルスが難しいのは、潜伏期間が2日から2週間ほどと非常に長いことだ。入院時などの早い段階の検査で陰性でも感染していないという証明にはならない」と話しています。

センターの菊地誠志院長は「水際対策をすれば万全だと思うと、落とし穴がある。ウイルスは必ず入ってくるという前提で対応を考えないと、われわれのようにクラスターは起きる」と指摘し、院内に感染者がいる前提で対策に取り組む必要があると強調しました。