8624. iNOS/NO

シャントがhappy hypoxiaの原因だと言うのは、わかる気がする。

iNOSはマクロファージから出るわけね。

http://www.jsth.org/glossary_detail/?id=120

一酸化窒素合成酵素(nitric oxide synthase, NOS)はLアルギニンを酸化してLシトルリンと強力な血管拡張作用をもつ一酸化窒素 (NO)に変換する一連の酵素である。動脈硬化症や血栓症と関連が深いのは内皮一酸化窒素合成酵素(endothelial NOS, eNOS)と誘導型一酸化窒素合成酵素(inducible NOS, iNOS)である。神経型一酸化窒素合成酵素(neuronal NOS, nNOS)は中枢神経系で多く発現している。細胞のタンパク質の分解で生じる非対称性ジメチルアルギニン(asymmetric dimethylarginine, ADMA)は内因性のNOS阻害物質でありアルギニンからのNOの遊離を阻害する。

【機能】
 eNOSの活性は血管壁を動脈硬化症から防ぐのに重要な働きをする。一方、iNOSの血管機能への影響は多彩で、動脈硬化症への影響も定まってはいない。通常の状態で一酸化窒素を合成するには、Lアルギニンのグアニジノ窒素に電子を伝達するために eNOSはヘム基近傍に結合しているテトラヒドロビオプテリン(tetrahydrobiopterin, BH4)を必要とする。Lアルギニンあるいは BH4が存在しない条件では eNOSはO2と H2O2を産生する(NOS uncoupling脱共役、アンカップリング)。内皮細胞でeNOSのアンカップリングはNOの減少とO2増加、ペルオキシ亜硝酸(peroxynitrite)産生により酸化ストレスを亢進させ内皮機能を低下させる。NOと酸化ストレスのバランスは血管壁で動脈硬化症の進行、炎症、アポトーシスなどに関連した遺伝子の発現に影響する。NOSsの完全欠損マウスは加齢、動脈硬化、冠動脈攣縮、メタボリック症候群などを示す。

【病態との関わり】
 動脈硬化病変ではeNOSの活性が低下していることが実験的に示されている。内因性のNOS阻害物質ADMAは動脈硬化症、虚血性心疾患、閉塞性動脈硬化症、高血圧症、慢性腎不全や糖尿病等の循環器系疾患の危険因子である。一方、NO産生自体は動脈硬化病変部位ではマクロファージのiNOSにより増加している可能性もある。心血管系疾患では過剰のNO産生がみられることがある。そのような病態ではNOSの抑制が有効なアプローチと考えられている。

以上、引用 さっぱり分からない。

肝肺症候群は,慢性肝疾患の患者において,肺内微小動静脈の拡張により引き起こされる。その機序は不明であるが,肝臓における血管拡張物質の産生増加またはクリアランスの低下によると考えられている。血管拡張が起こると血流量が換気量を上回り低酸素血症に至るが,これは特に全身の血管拡張により心拍出量が増加していることによる。肝肺症候群では病変がしばしば肺底部により多く存在することから,起座位で増強する呼吸困難(platypnea)および起座位で増強する低酸素血症(orthodeoxia)を引き起こしうる(共に臥位にて軽減する)。また多くの患者に,くも状血管腫などの慢性肝疾患の特徴的な所見がみられる。約20%の患者は肺症状のみを呈する。

血管拡張物質・・・・・何だろう? コレがiNOS?

RAA系のACE2が何か関係するだろうか?