8597. スーパースプレッダー

感染源となった人への差別を生まないように、スプレッデイング・イベントと表現してるのだが、実際には「そのような人」は存在する らしい。

本人は、自分がそれとは気づかずに。

(もちろん、声の大きさや合唱などの行為と密閉空間「場」の要素は無視できない。)

同じ音量で話しても大量のエアロゾルを排出する“スーパーエミッター(排出者)”がいた。彼らがスーパースプレッダーになる可能性がある。

「明らかに、生理学的な理由があるはずです」。ひとつの可能性として、気道液の粘度と、それが引っ張られたときにどう反応するかが人によって違うのではと、リステンパート氏は考えている。

 過去の研究では、大量のエアロゾルを排出する人が霧状の塩水を吸い込むと、エアロゾルの数が減ることが示された。塩水の霧を吸い込めば、気道液の粘度が下がる。ということは逆に、気道液の粘度が高い人は、より多くのエアロゾルを生産すると考えられる。

 問題をややこしくさせているのは、呼吸器の感染症が気道液を変化させるということだ。例えば、細菌性肺炎や重度のインフルエンザに感染すると、水分が失われてたんぱく質が多く作られるため、気道粘膜の粘度が高くなる。ぜんそくや嚢胞性線維症(のうほうせいせんいしょう)などの慢性的な病気も、気道液の粘度が高くなる要因になる。

(以上、引用)