8047. 悪魔と宮沢の間

私と宮沢先生の間には、大きな隔たりがある。各自、それぞれ、自分の判断で、この2つの選択肢の間で、取捨選択してくれればいいと思う。

7985. 宮沢先生の間違いの5つ目は

7984. 宮沢先生の間違いの4つ目は

7983. 宮沢先生の間違いの3つ目は

7982. 宮沢先生の間違いの2つ目は

7981. 宮沢先生の間違いの1つは

私は国家の責任を背負わされている「尾身先生ら」専門家会議の専門家を否定しない。リーダーを否定すると「有事」に統制が取れなくなるからだ。彼らがきちんと患者一人一人の感染経路、発症までの時間、発症後の経過を誰よりも詳しく追ってきている。彼らこそが、COVID-19の専門家で間違いないと私は信頼している。それは2月24日の資料を読めば、わかる。三密というキャッチーな言葉にまとめたセンスも光る。アレは、きっと官僚も含めて考えた末のことだと思うけど、世界にも3cで通じる。

7555. 2月24日時点で

私は元医療スタッフだった(と言ってもたった二年の短い経験しかないが)ことから、ポジションは「医療」側にある。緊急事態宣言の目的は医療崩壊を防ぐことだった。ICUがCOVIDで一杯だったから。交通事故対応が不可能だったから。(欧米ではロックダウンによって、早産や流産が減った)

ライブハウス常連でガールズバー大好き人間の宮沢先生とは、リアルで慮る人間の層が異なっている。彼が医療側に立つことはないだろう。私もキャバクラの経営者側に立つことはない。

この山も、上がって下がるになっている。何もK値が初めて示したわけじゃない、公衆衛生の常識ですよ、下がる理由を免疫に求めるか、人の行動変容に求めるか、解釈の違いだけで。

私は肺炎が接触感染で生じるとは思っていない。インフルエンザは上気道感染で肺炎ではない。だから飛沫感染でも肺炎は簡単には生じない。新型コロナの感染経路は、インフルよりももっと「空気感染」に近寄っていると思う。これを察知できずに動物の下痢症コロナから計算する100分の1は、計算が「肺炎予防」対しては狂っていると私は思う。そして、免疫の発達している口腔内や腸管に比べ、脆弱な肺への感染を引き起こす感染ルート「エアロゾル」の遮断の意識が薄い「100分の1作戦」だけでは、感染を予防できないと私は思っている。だから、通産省や厚生省のガイドライン(入場人数制限)は必要だと思っている。宮沢先生は藁人形論法で役人を叩くが、決して彼らは永遠に続けるとは言ってない。市中の感染者の数は、保健所から地衛研に回ってくる検体の中でのPCR陽性率でモニターできる。市中に蔓延している時には、感染者が紛れる確率が上がるので、被害を小さく、当たり確率を下げるために「人数制限」は有効で、7月に感染者増がなければ次はフルサイズの観客をいれる予定だったのを、延期した判断は正しい。つまり、感染者数を増やさなければ、今頃はフルの観客動員を出来てたかもしれないのに、焦って、気を緩めるように誘導した大阪会議が、自らの首を締めたと言えるのだ。

私は「命あってのものだね」だと思っているし、「健康はお金では買えない」と思っている。80歳を過ぎても尚100まで生きたいと思っている老人とは私の父親のことだが、ボケもせず、私よりも筋骨たくましく、機敏に動ける父ならば、私よりも長生きするだろうと思っている。だから80歳は寿命だと言い切るレジリエンスなんて、要らない。ある一定の危険はリスクとベネフィットで許容せねばならないのは、わかる。だが、それが80歳以上の人の命であっていいのか? 私はそうは思わない。本人から俺はもう十分に生きた、早く死にたいとの意思表明があるならば、話は別だが。

7175. 譲るカード

私は宮沢先生が偉大なウイルス学者であることは、認めているつもりだ。論文200本は簡単なことではない。だが、彼が留学先でやってきたウイルスは、endogenous retrovirus 何万年も前に化石となったウイルスの痕跡のようなもの。他のウイルスもSRV-4や猫エイズウイルスなど、血液感染のウイルスが主体で、呼吸器感染症のウイルスではないし、動物のコロナウイルス学者でもない。ご友人からの知識の受け売りはあっても、扱っているとは言えない。少なくとも現時点では新型コロナを扱ってるとも言えない。「流行りはやらない」と言ってた宮沢先生も、新型コロナの研究を始めるのだとしたら、それは新型コロナの脅威を認めたって意味だろう。他人には「普通の風邪だ、大騒ぎするほどのものではない」と言ってるが、講師はリモート出演だし。

宮沢先生に人間の疫学は無理だと思ったのは、3つ理由がある。1つは、空気感染を最初から否定したこと(センスの問題)。2つ目は、ホストの聞き取り調査だけで全貌を把握したかのように錯覚すること。保健所が把握している全例や、入院している中等症から重症患者を見てないことに気づいてないこと(俯瞰力がない)、3つ目はK値を推したこと。アレが何度も何度もフィッティングを繰り返し、基準日をずらして、やっとピークアウトする日が1ヶ月遅れてきたことで、使い物にならないと見切れなかったこと(統計学を知らない)。

宮沢先生は明らかな嘘をついている。SIRモデルで何か予測できたことがあるのか?と言うが、西浦先生は7月には1日の感染者が100人を超えるだろうとピタリと当てた。西浦予言で検索してみればいい。K値は下がる一方を提示してたけどねw

私はコロナには季節性があると思っている。冬にむけて、感染力が増すのも微細な飛沫にも感染力があるからだ。そもそもSERSが空気感染するウイルスなのに、なぜ、そっくりさんのSERS-CoV-2(レセプターも同じ)が空気感染しないと言い切れるのか? 安全よりにマージンを取るのが「公衆衛生」の基本概念だ。彼の公衆衛生の考え方は間違っている。HIVの感染力は実は弱い。セックス100回に1回だろうと計算はされている。だから、怖くない という結論に行くのは、間違い。その100回に1回は、最初の1回かもしれないから、常に気をつけろが「公衆衛生」として正しい発信である。

宮沢先生は、今後も「若い人は発症しない、重症化しない、後遺症の確率は低いから無いに等しい」とコロナは「普通の風邪」だと、言って回るだろう。いずれ五番目の風邪ウイルスになるのだろう予想に私は異は唱えない、しかし、それは今の冬ではないのだ。この冬をいかに乗り切るか、これからが正念場です。スペイン風邪は二年目が激しかったのだから。

ファクターXが日本特有のキクガシラコウモリウイルスだと言うなら、探してみればいい。私はその仮説は信じません。

自然免疫はBCGによって強化されていると私は思っているけど、それとても「域値」を超えたら感染防御には役立たない。暴露量が感染するかしないか、発症するかしないかを決めていると言う宮沢先生の考え方は正しい。ただし、いかにウイルスを減らすか?は、手洗いとマスクだけでは私は足らないと思っています。

密閉空間に、不特定多数が、長時間滞在する場合。空気中に漂うウイルスはサージカルマスクでは防げない。感染者がその場を立ち去った後でも、換気が悪い空間にはウイルスが残っている。

これまでのやり方で防げた感染も、冬になって人の気道粘膜が乾燥し、咳をする感染者が増えてくれば、難しくなってくる。どうすればいいか? ガイドラインはそのために作られている。

三密空間を避ける。換気に意識を。

劇場やイベント会場はトイレの個室が鬼門です。(今時はフタのない便座が多いのです。) 手洗いの後の廊下との間のドアを開ける時は、肩で押すか、手でノブを掴んで開けたら、その手は拭いてください。(冬はノロも流行します)

病原性(in vivo) というよりは、感染性( in vitro)が正しいかと。