7940. 尿中のL-FABP

これで重症化するかどうか、予測がつくと良いね。

こうしたなか、感染者が重症化するかどうかを予測する研究が始まっています。研究グループは、軽症の患者41人から尿を採取。体内の酸素が少なくなると尿に多く出るたんぱく質『L-FABP』の量と症状の変化を調べました。1週間後、たんぱく質の量が多かった13人のうち、8人の症状が悪化。そのうち2人は人工呼吸器が必要なほど重症化しました。一方、たんぱく質の量が正常だった28人のうち、症状が悪化したのは1人だけで、重症化した人はいませんでした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/41a5f2cb6e82a0c8fdf943f6d03dbc5e18203938

L-FABPは、ヒト腎臓の近位尿細管細胞の細胞質に局在する分子量14~15kDaの脂肪酸結合蛋白です。

細胞質のL-FABPは遊離脂肪酸と結合してミトコンドリアなどへ輸送することにより エネルギー産生・恒常性の維持に寄与しています。

一方、尿細管周囲の虚血・再灌流障害により生じた活性酸素は 遊離脂肪酸を細胞毒性の強い過酸化脂質に変換すると、 L-FABPはこの過酸化脂質と結合し細胞外へ排出します。

このことから、尿中L-FABPは尿細管の血流不全 (虚血) や酸化ストレスの状態を反映する特徴を持つ バイオマーカーといえます。

http://www.srl.info/message/cs/2012/0514/01.html

なるほど。肺特異的でなくても、全身状態は腎臓でも反映されるものねぇ。

d-dimerとどちらが鋭敏で特異性が高いんだろう?

https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.08.16.20175505v1

Cardiovascular Disease Biomarker PLA2G7 ってのもある。