7785. デング出血熱とウイルス血症

7782. 推論・仮説

の続き。

日本ではほとんど見られない病気にデング出血熱というのがある。タイでは年間で100人程度がなくなる病気だ。

ターゲットはhighteenぐらい。以前は蚊が多く、デングの感染サイクルが早かったため、学童ぐらいが重症化する病気だったが、今では感染の間隔が開いて来て、二度目の感染が20歳過ぎぐらいになるので、だんだんと小児の病気から内科領域の病気になりつつある。

この病気の特徴は、発症した時点では解熱し、ウイルスが血液中から消えつつある点。

デング熱として発症した人の全てがなるわけでもなく、5%程度が重症化して出血熱になると考えられていて、誰が重症化するか? 予測することが今の医療の目標である。

ウイルスの型、血液中のウイルス量、あれこれ考えられているが、1つはサイトカインの量とも言われている。中でも重要視されているのが、IL-6(たいてい釣られて上がってくるIL-8)とTNF-alpha.

COVID-19の重症化ってのは、似てるなぁ、となんとなく思っている。

デングの場合は出血傾向で、COVID-19の場合は凝固傾向で、そこは反対なんだけど。ウイルスが回ってるのがデングの場合は血管内で、COVID-19の場合は、血管外だからヒックり返ってんじゃないか?(と、これはかなり非科学的な感じ方で、まだ理論武装には至ってないんだが)