7708. 後遺症はある

 日本で最も多くのCOVID-19を見ているお医者さんの一人は、あると言ってます。

私がコロナに警戒を高めたのは、血栓症の報告を見たからです。血栓が飛べば、脳の微細な梗塞が生じてもおかしくないです。記憶力の低下や性格の変化に現れることもありましょう。

免疫の慢性炎症はサイトカインストームの後では、よく見られます。微熱はおそらくそれでしょう。

麻疹の後のSSPEなど、何年も後になってわかる後遺症もありますし、慢性疲労症候群と言われる「怠け病」と言われかねない後遺症も嫌です。

以下、引用

感染症の後遺症にはどのようなものがあるのか

感染症ではときに後遺症がみられることがあります。

有名なところでは、日本脳炎や細菌性髄膜炎という重症感染症で麻痺などの後遺症がみられることがあります。

こうした重篤な後遺症以外にも、感染症では様々な後遺症が現れることがあります。

例えば、エボラ出血熱は致死率が50%にも及ぶ恐ろしい感染症ですが、回復した後にも倦怠感や関節痛、頭痛、脱毛、食欲低下などの慢性症状が続くことが知られており「post-ebola syndrome(エボラ後症候群)」と呼ばれています。

エボラ出血熱以外にも、デング熱ジアルジア症という感染症でも同様の症状がみられることがあります。

また、旅行者下痢症などの感染性腸炎後に過敏性腸症候群になることがあり、これも感染症に関連した後遺症の一つと言えます。

今年の1月にジャスティン・ビーバーさんがライム病に罹っていたことを告白されていましたが、ライム病の治療後6ヶ月以内にだるさ、集中力低下、全身の関節痛や筋肉痛を訴える患者が約10%にみられます。これはライム病後症候群(Post-Treatment Lyme Disease Syndrome)と呼ばれ、これらの症状は半年以上続くこともあります。ニュースの記事からだけでは完全には判断できませんが、ジャスティン・ビーバーさんはこのライム病後症候群に悩まされていたのかもしれません。

このように感染症に罹った後にもしばらくの間、後遺症がみられることがあります。

その原因としては、感染症によって免疫のバランスに異常が起こることが考えられていますが、まだ完全には解明されていません。

新型コロナでも後遺症がみられることがある?

新型コロナから回復された方を外来でフォローアップしていると、ときどき慢性症状に悩まされている患者さんがいらっしゃいます。

「体がだるい」「胸が痛い」「息苦しい」「動悸がする」などといった症状を訴えられる患者さんが多い印象です。

しかし、検査を行っても特に異常は見られず、新型コロナ後のいわゆる「コロナ後症候群(post-COVID-19 syndrome)」ではないかと仮診断し経過観察を行っていました。

そんな中、2月下旬から3月にかけて大規模な流行がみられたイタリアから新型コロナの後遺症(コロナ後症候群)に関する報告が出ました。

いずれにせよ、新型コロナの後遺症を患わないためには、新型コロナに罹らないことが一番です。