これまで私は、コロナに関しては、永江くんと宮沢先生に焦点を絞ってきた。
永江くんはデフォルトアイコンはミュートになるから知らんと言ってたはずが、意識して「ブロック」してきたので、きっと読んでいるとわかっている。
彼のご自慢の人脈は多数あるように見えて「五十嵐中」先生一本しかないが、私が五十嵐先生よりもヒトゲノム解析研究には詳しいことは、さすがに五十嵐先生自身にはお分かりになるだろう。
もう、永江くんはHLAと言わなくなりました。
一時期、もてはやされた東大の児玉先生のSARS-X仮説は、偽コロナウイルスの存在が証明されていないので、過去の風邪の4種のコロナウイルスに「吸収」されてしまって立ち消えになり、今では永江くんは池田御大と同じBCG仮説だけを主張するようになっています。
私はHLAよりもBCG派だったので、永江くんらとの主張の差は、自然免疫には閾値があり、閾値以下にウイルス量を下げる「環境因子」も重要だという点のみになります。
ということで、最近の私はひたすら宮沢先生に粘着しています。
宮沢先生はウイルス学者の専門性を主張されるのですが、私の知り合いのウイルス学者は、前からSARSやMERSウイルスを扱ってきて、今は新型コロナも自分で触ってるんですよ。宮沢先生はレトロウイルス学者、それも動物の染色体の中に埋め込まれてしまって「形骸化」してしまったようなendogenous retrovirusが専門だから、二人は同じウイルス学者でも扱っているウイルスの世界観が全く違うんです。
人工抗体の発想なんて、まさに血液感染するレトロウイルスの発想ですよね。新型コロナは血液中にはほとんどウイルスいませんから意味ないのですが。
アメリカの陣頭指揮をとってるファウチ所長は、レトロウイルス学者ですから、レトロウイルス屋に新型コロナはわからないとは言ってません。しかし、宮沢先生は、自分が一人の患者を見たこともなければ、実際にウイルスを実験室で扱ったこともない自覚に欠けてます。
虚心坦懐に事実に触れることをしない。その傲慢さが判断を誤る。ウイルスは千差万別なんです。
もっと謙虚に、政治や経済のことに左右されずに、科学者として真摯に事実と向き合うようにして欲しいです。
今ならまだ間に合います。世界が収まるまで日本がずっと鎖国してたのならば、彼のいう「経済を回せ」「胆力を示せ」は蛮勇ではなかったかもしれません。
しかし、開国前からK値は絶賛外れ中。外れているのは、タガが緩んだためですが、緩める方向にしか言って来なかった「大阪会議」での発言者は「締め直し」の手段を持ちません。あるのは「母数にリセット」をかけるデータの「修正」作業のみ。あまりやりすぎると「データの改竄」と言われかねません。
本来の「もはや化石になってしまった」ウイルスの研究に戻る前に、自分の発言の火消しぐらいは、して行ってくださいね。
アベマプライムは十分な時間が取れるはずです。スタッフとの打ち合わせも出来る人間関係も構築できてるでしょう。言い訳は無用、やるべきことをやって下さい。