7420. 専門家を背中から撃つ2

6ヶ月前から人間界に出現した新型ウイルスでも、今は専門家はいますよ。

実際にウイルスを分離し、同定しているのは感染研です。中国から出てくる有象無象の抗体検出キットの検定をしてくれてるのも感染研。(彼らは抗体のcross-reactionのことなぞ、とっくにお見通し)

動物を使った実験で、エアボーンを示せるのは東大医科研の河岡グループ。

疫学班(クラスター対策班)は、早くから「異質性の高さ」(五人に四人は誰にも感染させないのに、一人が10人にも感染させるスーパースプレッダーが混じってくる)に気づき、「三密」と言う共通要素を明らかにし、対策「手洗い・マスク・換気」を導いた。それが奏功したのは、もはや世界が認めるところとなった。

実際に感染者を治療し、自覚症状に乏しくてもCTではバリバリに肺炎が見えることには中国の医師も気づいてたし、CT大国日本では診断プロセスとして「実装」された。

日本の専門家が見てないのは、小児の川崎病様症状ぐらいのもので、サイトカインストームなどは「お家芸」として早くから狙ってたし。(狙ってるだけで、まだ、アクテムラが効くと言う治験は途中だけど)

WHOで、ポリオの撲滅、SARSの制圧に尽力した尾身・押谷の二大巨頭が居た日本がどれだけ、恵まれていることか。尾身先生は世界レベルのDQNを相手にして来た超人的な精神力の持ち主だし、押谷教授はフィリピン拠点を持っているから、ADEを起因とするサノフィワクチンのトラブルにも精通しておられる。

日本の専門家会議は、立派な「新型コロナの専門家集団」だと思うけどなぁ。

実際にウイルスを扱わず、患者も見ないで、誰が専門家だろうって思うんだけど?

え? なになに? どの程度わかってないって?

新型コロナで「リンパ 球が減少して見える」理由については、わかってないかもしれない。(少なくとも、私にはわかりません。)

でも、HIVで、CD4陽性細胞が減少するのは、ウイルスによる直接的な破壊と、慢性的な非特異的な免疫反応によるexhaustionの結果です。

CD4陽性細胞が減れば、免疫の司令塔がなくなるために、主に細胞傷害性T細胞が機能不全に陥り=後天性免疫不全症候群AIDSとなり、日和見感染症や癌によって患者は命を落とす。

ウイルスの増殖さえ止めれば、CD4陽性細胞数は遅くとも一年以内に回復し、免疫機能も戻ってくるので延命が可能だが、レザボアと呼ばれる長期寿命を持つメモリーT細胞の染色体の中にウイルスゲノムがintegrateした状態で潜むため、薬を飲むのを止めてしまうと元の黙阿弥になる。

薬を飲み続けて居ても、CD8細胞が侵入しないリンパ節の濾胞と呼ばれるB細胞エリアにいるFollicular T細胞と呼ばれる細胞がウイルスを出し続けることもある。GALTと呼ばれる腸管のリンパ装置でのTh17と呼ばれる細胞の枯渇により、血中にmicrobial translocationと呼ばれるバクテリアの侵入による免疫刺激により、マクロファージの活性化等による血管へのアタックがあり、持続的な血管炎による「早期老化」が問題になることもある。

この程度には、わかってますけど、宮沢先生は、何がわかってないと言われるのかしら? 聞いてみたいです。