7387. ノビーの永江斬り

滅多刺しの巻

国民の80%を占める「イギリス系白人」を基準にすると、アジア系の死亡率はやや高い。 中国系(遺伝的には日本人とほぼ同じ)の死亡率は白人の半分ぐらいだが、これだけで100倍の差は説明できない。黒人の死亡率が高い原因には所得の影響もあるので、遺伝的な要因だけで日本の成功を説明することはできない。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60723?page=2

これでHLA仮説が消えた。永江くんは中国人に多く日本人に少ないHLAだと主張するかもしれないが、今や、感染率も死亡率も中国と日本では逆転している(中国の統計は鉛筆を舐めているだろうがな)

7347. 永江の穴47

 よくいわれるのが、他の種類のコロナウイルスに対して日本人がすでにもっていた抗体の交差反応(遺伝子配列の近いウイルスに対する免疫反応)ではないかという説だ。これは2009年の新型インフルエンザの感染が日本で少なかった原因とされるが、具体的にどういう抗体かはわからない。

 もう1つは、東アジアには昔から中国系コロナウイルスが入っていたため、抗体の中にそれに対する免疫があり、その免疫記憶が機能したのではないかという説だ。これは児玉龍彦氏らのグループが発表したものだ。

 もし日本に感染で抗体を獲得した人が多いとすれば、その原因は獲得免疫だということになるが、これは児玉氏のグループが行った抗体検査で否定されている。500検体のうち陽性は3人。抗体陽性率は0.6%である。

ノビーは2つの説をごちゃまぜにしている。従来の旧型コロナに対する交差反応(T細胞重視の説)と、児玉先生が考えた未知のSARS-Xに対する抗体の交差反応なのだが、誤解にしろ児玉先生の説になんのエビデンスもないのは間違ってない。彼はSARS-Xを捕まえてはないからね。

これで、「権威ある説」は消えた。

7285. はてなブックマーク

そして最後に残ったのが、BCG仮説である。

ただ因果関係はわからないので、オーストラリアやオランダなどでBCGの臨床試験が始まっている。今のところこれがもっとも有力な仮説だが、他の要因も寄与している可能性がある。100倍の差は、1つの要因では説明できない。

因果関係はわからないと書いてる。

今のところ、これが最も有力だが、他の要因も寄与している可能性がある。

と書いてある。

目ん玉ひんむいて永江くんはよく読むがいい。

「1つの要因では説明できない」

私の言った通りでしょ?

7571. factor Xは複数ある

常識で考えりゃ、こうなるんだよ。1つの仮説で全てを説明しようとし、次々と矛盾する仮説を取り出して、ブレにブレても、平気な人は「在野の人」に多い。

日本は先進国の中では例外的に途上国型の医療制度を維持している。国民皆保険という制度は、世界にもほとんどない。このような制度的要因も含めた「ファクターX」を解明することは重要だ。それは今年の秋にも予想される「第2波」に備える対策として必要なだけでなく、「意図せざる成功」の原因を世界に伝えることは日本の使命である。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60723?page=3

随分と、常識的な範囲に収まってきてるよね。

CTを先に取ってから、PCRしてたなんて日本だけだし。

「たらレバ」で、自粛しなくても誰も死ななかったかどうかなんて、検証の仕様がないわけ。俺の在宅力によって、世界は救われたと誰かが思ってても、そうでい世界ってのは存在しないのだから、誰にも否定はできないファクトな訳よ。

少なくとも海外は、日本型は「規範に従う」「清潔」を挙げてる。

BBCは、イギリスの敗因として3月上旬のサッカーイベントを挙げて反省している。もう1週間、早くイベント開催を止めるべきだったと言っている。

イギリスで3月に開かれた大規模スポーツイベントが、同国に「多くの苦しみと死をもたらした」――。イギリス最大のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)行動追跡プロジェクトを率いる科学者が、そう指摘している。 プロジェクトでは、数百万人のボランティアのデータを分析したその結果、競馬の障害競走の祭典「チェルトナム・フェスティバル」と、サッカーのチャンピオンズリーグの試合(リヴァプール対アトレティコ・マドリード)の直後に、新型ウイルスの感染が多発した「ホットスポット」ができていたことが分かった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e9276f61c5b54bd71dda467e7954ff3643f25cdd

日本は春のセンバツも止めたし、大相撲は無観客試合にした。学校一斉休校にしたのが3月2日からだ。日本の方が先に「自粛」を始めた、このタイミングの速さが日本を救ったと考えられる。

公衆衛生は、すべての総和だ。1つの因子だけで全てを説明した方が、格好良く見えると教祖は考え、信者は歯切れの良さに酔いしれるが、疫学はそんな「鋭利な刃物」の様には使えない。

7066. 自然免疫を過信するな

私はBCG-tokyo172株信奉者だが、自然免疫は環境因子に負けると、ずっと言ってきている。ダイヤモンド・プリンセスでは日本人とそうでない人の間に、感染率の差はなかったのだ。

ここにきて、ノビーが私に「寄せて」きたのは嬉しく思う。

7309. スロバキアの謎

これを見たら、BCGよりも「自粛」だと言えるだろう。ヨーロッパ各地でも、移民が少なく、早くから警戒した国が成功している。

そして、念のため言っておきたい。BCGは日本では作っているのは一社だけだ。出生数に合わせて、乳児のための分だけを製造している。勝手に成人が奪って打っていいものではないし、余った分を輸出しろなんて言い草は、事実を知らぬ馬鹿者の提案でしかない。結核菌は特殊な菌のために培養に時間がかかる、いまから増産しても一年以上、かかる。(そもそも培養するキャパそのものを増やすところから始めないといけない)

日本に余っているBCGなど、ない。それだけは池田御大には理解していただきたい。