7269. 永江の穴31

東北大震災は、関東から西のエリアにとっては「遠い」出来事であり、すでに過去の記憶は薄れている。

しかし、わずか2ヶ月前のことを忘れる人は、そうはいない。

いくら、3月に自粛なんて無かったと言い張っても、それは通用しない。

なぜなら、他人事ではなく自分の行動だからだ、記憶は呼び覚すことができるし、何よりも3月2日に学校一斉休校という明確なイベントがあるから、これを起点に考えることが出来てしまう。

今年は珍しいくらいの暖冬だったことも、雪かきする地域は体が覚えている。

ダイヤモンド・プリンセスに、「あいつ」が凸したのは、いつだったか?

検索すれば2月だったと出てくるわけです。このころから、日本人は警戒する人は警戒してた。

3月20日からの3連休が「緩み」と言われたことは、その前に強烈な自粛があったことの「反動」だし、その次の週末に季節外れの雪が降って、「お天道様まで家に居ろと言った」と、ジャパン・ミラクルを感じたことも、人はまだ、記憶している。

この状態で「自粛に意味はなかった」と言われれば言われるほど、一生懸命に医療機関の負荷を減らそうと自粛に協力した人たちは、バカにされた気がするだけだ。

彼の頭の中には、休みたくても休めない医療従事者も、物流を含むエッセンシャルワーカーも、リモートワークで働き続けた会社員も、頭にはない。

当たり前だよね、彼の周りには不要不急のジムトレーナーや、キャバクラを含む飲食店経営者などが偏って存在する。

確かに、第三次産業は多くの人を抱えている。飲食店は多くの人を養っているが、医療も巨大産業なのだ。損や三木谷が欲しがるほどに。

自身が働いているだけでなく、その家族も親類も含めば、相当の人間が医療関係者となる。看護・介護に直接関わる女性陣だけでなく、消耗品を納品する業者、清掃業者、機器(ボイラーやエレベーターなどの施設を含む)のメンテナンス業者などの男性が主に働いてる業種も関わっている。誰もが、感染する恐怖と戦いながら、踏ん張ってる。

それを「何と戦ってるんだ?」と揶揄する心が、卑しい。

コロナ脳と言って笑ってる相手は、本当に存在するのか?ワイドショーの中にしか居ない極めて僅かの極端の人間だけではないのか?

私は本気で思っているよ。天皇陛下は祈るのが仕事で、災厄が治らない間は、自らの祈りが足りないと、御心は休まる暇がないのだと。

東京都の緊急事態宣言を早く解除して欲しい気持ちはわかるが、だからと言って「自粛に意味はなかった論」を展開してては、誰の理解も得られない。

経済に詳しいなら、そっちから攻めたらいいのに。

自然免疫が何か、説明もできない人間(抗体=自然免疫と思ってた節がある)が、とんでも理論を振りかざすよりも、自殺が〜倒産が〜って訴えた方が、よほど説得力があるわ。

バカだねぇ。

医学・医療の世界は裾野が広いんだよ。

小山の大将で居たかったら、サロンの中でだけ、やんなよ。天下の公道にも等しいツイッターで、イキリなさんな。