7239. コロナの後遺症

自覚症状がない人でも、肺のCTを見ると白い肺炎像が見られると言う報告が、ダイヤモンドプリンセス号の感染者を引き受けた病院から出ている。

肺ってのは、結核の治療のために肋骨を折って片肺を潰しても生きていけるほどに、余力を持たせてあるから気づかないと思うが、炎症の後は瘢痕化して一生、そのキャパシティは完全には元に戻らないと思っていた方がいいので、アスリートの選手生命を考えると致命的。

私が今、一番、恐れているのは、血管炎「7049. コロナのつま先」の後遺症としての「脳梗塞」だ。

7223. 水痘後の脳梗塞

HIVの世界では、今、人は死ななくなった。いい薬が開発されてウイルスがun-detectableなところにまでコントロールされている。それで問題になってきたのは「薬の副作用」ですらなく、「早期の老化」なのだ。慢性炎症=血管の老化が原因だと考えられている。

HIVのように新型コロナウイルスがずっと体内にウイルスが残り続けるのかどうかは、これからの研究を待つ必要があるが、病気が治るまでの間に出来た微小な血栓が脳に詰まると考えたら、非常に怖い。血栓が大きければバタンと倒れて痙攣して死ぬ。中程度に大きければ麻痺が残る(嫌だ)。微細であれば、「記憶力障害」「感情の抑制が効かない」などの精神的な変化として現れる(悲しい)。

これ、自分に起きると考えたら、ぞっとする。いっそのこと死んだ方がマシって思うくらいにQuality of Lifeは大事。

7060. 肺血栓塞栓症

基礎疾患のない50 代男性にARDS を呈し
たCOVID-19 の重症例に急性肺血栓塞栓症と縦隔気
腫を合併した症例を経験し、人工呼吸管理を行い、
ECMO も考慮される状況であったがなんとか回避し、
救命に成功することができた。

青梅市立総合病院 呼吸器内科 (日下 祐 他、日本感染症学会症例報告)

日本で基礎疾患のない50代の症例(アビガンも使用)もあるのだから「未知なるウイルスに対する恐れ」は安易に捨ててはならない。

コロナはウイルスとしては弱い。温度にも、アルコールにも、石けんにも、ハイターにも。風で吹き飛ばされるし紫外線にも弱い。ノロウイルスに比べたらエンベロープを持つRNAウイルスは雑魚だ。この物性ってやつは、ウイルスの進化のスピードがどんなに早くても、一生乗り越えられないから、こちらで感染予防の対策は取れる。

でも、コロナ感染症ってやつは、怖い。宿主との相性ってのは、ウイルスの進化速度を持ってすれば「とんでもないウイルス」が出来てくる可能性は否定できないのだ。

だから、若いから感染しても構わないとは私にはちょっと思えないので、感染しないように方策をとるし、換気に配慮のない店には行かない。自分だけでなく家族を危険に晒すわけには行かない。万一のことがあったら、一生、後悔するのだから。

学校へ行くのは夏の間だけで、冬はネットでって感じになるのかもしれない。半分通信教育、半分スクーリングみたいな。それはそれで、安定すれば、いいのかもしれない。