7213. community viral load

どう日本語に訳したらいいか、私には正しい訳語はわからない。

HIVの感染の広がりを抑えるには、どうしたらいいか?って話から出て来た概念で、新規感染者数を抑制していくには、community viral loadを下げる。そのためには、感染者の数が増えないようにする方法と、個々の感染者が持ってるウイルス量を減らすことの2つの掛け算を意味している。

感染者の数を増やさないためには、コンドームキャンペーンを張ったり、早期発見のためのゲイ・イベントで即日検査をやったり。

感染している人に治療を行き渡らせることによって、感染者が持っているウイルス量(viral load)を下げることによって、誰かに感染させる可能性を下げた treatment as prevention。

最後は、感染してない人が「予防的に」薬を飲むところまで行ってしまったのが今の、AIDS撲滅キャンペーンの世界です。(なぜなら、ゲイの人たちの行動変容は難しいから)

新型コロナの場合は、もっとcommunity viral loadの考えは大事だと思います。なぜなら、環境中のウイルスで感染するから。(触ったモノからの感染と、吸った空気からの感染ルートがある) 老若男女、全ての人が感染する可能性もあり、すべての人が「人に知らずに感染させる」可能性もあるから。

communityの中に感染者がいなくなれば、どんな行為をしても感染はしない。

(SARSが日本に来なかったのは、感染者が日本に来なかっただけで、日本人の遺伝子がSARSに強かったかどうかは、暴露されてないので不明であるのが正しい解釈です)

community viral loadが高くなれば、三密空間以外でも、スーパーでも感染するようになるし、救急搬送されて来た患者が「無症状」のコロナ患者である確率も高くなる。

防波堤の向こうに匿っているはずの「老人ホーム」に、高波が押し寄せたら、洪水が堤防を越えてしまう。

こんな簡単なことが、どうして「マーケッター」には理解できないのか、私には理解できない。

永江氏の師匠が、誰なのか知らないが、ちゃんと最低限の教育はして置いて欲しいと思う。