7132. 集団免疫は可能か?

コロナの場合、人間に知られた風邪コロナはアルファで2種類、ベータで2種類知られており、ベータに属するSARS-MERS-新型と旧型コロナに対する抗体は交差反応を示す。

この「旧型コロナ」に対する抗体も、下手な抗体検査キットは引っ掛けてしまうのが、偽陽性の問題だと言うのは、すでにご理解いただけた方も多いと思う。

では、次。

この抗体が良い抗体と悪い抗体があると言う宮沢先生のお言葉をご存知の方は、良い抗体=中和抗体、悪い抗体=抗体依存性感染増強活性をもつ抗体ってことも、理解されているものとして。

次、ウイルスが変異すると抗体が無効化されてしまう=逃避変異と言う。

インフルエンザが毎年、流行株を予測し、ワクチンを製造する相手を変えているのは、この「抗原変異=ドリフト」のためです。

新型コロナの場合は、まだ、そこまでの変異は起きてない。

これらの前提となる知識をお持ちの方には、次の文章を読んで考えていただきたい。

風邪コロナは毎年の風邪患者の15%を占めているのに、一向に「集団免疫」に達していないと言う事実。

たった3%が抗体陽性で、あたかもすでに「集団免疫」が出来ているかのように喧伝するストラテジストの再教育が必要だと思いますが、いかがですか?

7120. 五十嵐中先生

そしてもっと怖いのは、例えばアビガンなどで治療された時に、ウイルスに対する免疫が「不十分」にしか作られなかった場合、二度目の感染の時には「悪い抗体」が病気を重くする可能性がある事。デングウイルスなんかがまさにコレだった。(治療ではなくワクチンの失敗だったのだけど)

私が安易なDNA(mRNA)ワクチンに対して、ない方がマシな糞と評するのは、これが理由。

それに抗体を持ってるから、もう大丈夫と言えるのか?

科学的なエビデンスは、まだ無い。

今の所、陰性化(退院)後の再度陽性は、陰性確認が不十分だった、どこかに潜んでいるのが再燃したと考えられている。なかなか陰性にならないPCR検査では「感染性のないウイルスの断片」を見てるに過ぎないと言うのも恐らく、正しい。

しかし、再感染は否定はできない。なぜなら、コロナの抗体はすぐに失われてしまう傾向にあるのは風邪コロナでわかっていることだから。

二度目の感染の方が重篤になるって話は、中国で聞いたはずだが、論文は見つからない。今後の確認が必要な段階だと私は思っています。

未知なるものへの恐れを忘れず、しかし、確実に予防は可能なのも事実。

手洗いマスクだけで安心せず、空気感染ルートを忘れずに換気(窓開け)を。