6758c. 中国製キット

こいつをウイルスRNAを検出するPCR検査と同等品だと勘違いする人が出るんだろうなぁ。やれやれ、ため息しか出ない。

血液で判定するのは、抗体検査(過去にかかった履歴を調べる)

抗体(免疫)が出来たのなら、もう治って来てるとすら言えるので、どこまで意味がある検査か微妙。

鼻グリグリで判定するのは、抗原検査(いまウイルスがいるかどうかを調べる)

こいつは、取り方次第で陽性のはずが簡単に陰性になる代物だったりする。

感染研が配っているのと、Rocheのキットの違いは、PCR用の試薬が個別包装か、混ざった状態かの違いだけ。

その前のRNA抽出過程(感染の危険性もある、最も技術が必要な部分)は人の手で慎重にやらざるをえない、律速段階。

インフルエンザの鼻グリグリ検査は、PCRで検出しているウイルス核酸ではなく、ウイルスのタンパク質を特異的に見分ける単クローン抗体と言う特別なものが必要であるが、これを取るには時間がかかるし、いいものを多くの候補の中から探しあげる作業が最終感度を決める。そのため、まだ、開発されていない。

個人的見解を述べるならば、PCR検査でも陽性に出ないものが、簡易検査(イムノクロマト法)で陽性にでるはずがなく、簡易検査が導入されてもさらに混乱するだけとなる。

結論、検査検査と叫ぶよりアビガン効け!と願った方がマシ。

8割は普通の風邪で終わるのだから、手洗い顔洗い、換気、熱が出たら水分補給して暖かくして寝てましょう。普段から節制して、規則正しい生活を。

タミフルのなかった時代のインフルエンザ予防を思い出せ。

人混みに行かない。これに尽きる。