6732c. 軽症者へのPCR検査が不要な理由

色々と取り沙汰されて居るが、1つ、欠けている視点があると思うので、触れておきたい。

(PCR検査の感度の問題はこの際、問題にしない。)

PCR検査が陰性であっても、この先、感染しないということを意味しないのを、わかる人がどれくらい居るか?ということだ。

今、感染してなくても、そこの待合室で隣の人から感染する確率は、家に居るよりも満員電車に乗るよりも高いだろう。

それなのに、陰性と診断された途端に免罪符をもらったような気になる人がいる。人の心理というのは、そんなもんだ。

その人が感染をひろげる確率よりも、実は、その人が安心して、次に感染するリスクの方が高いのではないかと私は思う。

PCR検査ではなく「抗体」検査ができるようになった時点で、あなたは知らぬ間に感染し治ってることを知るようになる。この場合、すでに免疫がついた人として、「最前線」に送り込んでも大丈夫と判断されるようになるかもしれない(二度目の感染のリスクは横に置いておく、まだ、科学的にどの程度の確率か、知られてない。一般的には一旦、免疫ができれば、少なくともそのシーズンは「同じ型」のウイルスには抵抗性を持ってるから大丈夫と考えられる。

免疫ができるまで、その人が周りから感染するリスクに変わりはないのだ。人に移すかもしれないから咳エチケットと「風邪の症状」があったら、出社しない。人から貰う可能性があるのだから、手洗い顔洗い。

人混みには行かない。

検査が陰性であっても、流行が収まるまで、この身も蓋もない状況から解放されることはないと、多くの人が理解できるとは私は思えない。

だから、「無症状・軽症者は検査しない」は、医療として正しいと私は思う。

(感染クラスター追跡のための発生動向調査=行政検査は別です)