6575c. 2度目の肺炎例

中国が言うように14%も再感染があるかどうかは疑問です。

抗体価も中和活性も測定できてない(手が回ってない)が、大阪の1例については今後、色々と調べられることでしょう。

忽那 賢志先生は、本物の「感染症専門」の臨床医です。

仮説1:退院時に採取した検体が偽陰性だった

私も新型コロナウイルス感染症の患者さんを10例以上診療していますが、患者さんの一部では回復してすっかりお元気になった後でもPCR検査で新型コロナウイルスが検出されることがあります。

すでに咳や痰などの症状は改善しており、他の人に感染する可能性はかなり低いと考えられますが、新型コロナウイルスは性質として症状が良くなったあともしばらくの間はウイルスがノドや肺などで残留することが分かっています。

退院基準としてノドのPCR検査が用いられることが多いですが(症状が改善し痰が出ないため)、痰に比べてノドはウイルス量が少ないので、ウイルスがいたとしてもPCR検査では検出できないくらいのウイルス量では「陰性」と判定されることがあります。

これを偽陰性(本当はウイルスがいるのに検査で陰性と出た)と呼びます。

今回の事例は退院時には陰性であったとしても、体内にはまだウイルスが残っており、今回別の感染症などによって風邪症状が出て、新型コロナウイルスの検査をしてみたら陽性になった、ということかもしれません。

仮説2:一度罹っても再度ぶり返すこと(再燃)がある

仮説3:一度良くなったが再感染した

(以上、抜粋引用)

14日も熱が下がらないとドクターショッピングされたお子さんは、最終的にはマイコプラズマで、抗生剤が奏功したようです。

一度、ウイルスによって物理的にダメージを受けた肺や気管支は、痛んでいるので次の感染に対する抵抗性が下がります。子供がRS細気管支炎をやったあと、喘息になったり風邪をひきやすくなったりするのと同じです。コロナは麻疹の後のように、免疫能そのものにダメージがあるウイルスではないと思います。