6161. 札幌より11

自身も大量懲戒請求のターゲットになりながらも、余命信者の代理人を引き受けている猪野弁護士が、とうとう、北海道訴訟について語った。5人が依頼したという。上々の滑り出し。

三宅さんが取材に絶対に行かない相手だ。

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大量懲戒請求に関する北海道訴訟第1回口頭弁論期日

  • 2019/12/23
  • 13:24

 本日、北海道内の大量懲戒請求に関する裁判の第1回口頭弁論期日があり、以下の通り、訴訟代理人として意見を述べました。

 私は、被告●●ら5人の代理人として本訴訟に対する意見を述べます。
 まず私自身もこれら被告から大量懲戒請求を受けた弁護士の1人です。大量懲戒請求を受けた弁護士として、本訴訟に対しては大きな憤りを覚えています。
 私が代理人となった被告たちは、今回の懲戒請求を用いたことについてはその制度の意味もよくわからないまま行ってしまったものであり、やり方としても間違っていたということは今回の件で反省もしています。しかし、東京では一部の弁護士が反省だけでは足りない、彼らの言い値で払わなければ訴訟を起こすとまでやった、反省しようが高額な賠償を要求する弁護士たちによって行き場がなくなったのが被告らです。それが今回の訴訟は、その被告らに対して民族、人種差別だ、暴力やジェノサイドだと主張する原告らに対しては怒りをもって反論するものです。


 原告らは、本訴訟をヘイトとの戦いと位置づけていますが、こうした懲戒請求事件を放置すれば、暴力事件やジェノサイドに結びつくものだと主張していますが、全くの暴論であり、侮辱行為であり、名誉侵害です。それを記者発表でも言っていますが、弁護士にして許すべからず、暴言です。弁護士としての品位も問われるものです。


 また、本訴訟では39名もの弁護士が代理人として名を連ねています。国家や企業を相手にするのではなく、一市民相手にした訴訟において、こうしたやり方が弁護士としての正義に適うのかも問われています。
 もともと朝鮮学校に対する補助金給付の是非の問題はそれぞれ各人が政治的意見として持っているものです。弁護士会が補助金を支給すべきという立場から会長声明を出したことに対して、被告らは弁護士会の声明に反対の立場から懲戒請求という手段を用いて表明した、というだけのことです。
 原告らの主張は、言ってみれば朝鮮学校の政策に反対する者たちすべてが差別思想に基づくと言っているのと同じではありませんか。
 これについてはマスコミですらもヘイトだという論調で報じています。他方でこれは国策として補助金の打ち切りといった流れが作られています。マスコミは安倍政権のことをヘイトだと言っているんですか。
 被告らは、「余命三年時事日記」というサイトにのせられた、一市民に過ぎません。それに対して、こうした訴訟まで行い、本訴訟では請求額について、北海道在住の懲戒請求者(被告)1人につき50万円の請求、1人の弁護士につき2600万円の請求額となります。これが北海道以外に居る懲戒請求者も合わせると960人ですから4億8000万円の請求額となるのです。これほどの巨額な精神的苦痛が発生したと主張する方が異常というほかありません。この数字は近親者が一度に20人ほどが死亡した慰謝料額に匹敵するものです。
 原告らは、本訴訟を人種差別との戦いだと言っています。しかし、被告らにはそうした人種差別意識など全くありません。被告らに対する侮辱です。むしろ、原告らのやっていることこそ勝手に差別と決めつけ、極端な高額な賠償請求訴訟を起こすなど社会における差別を煽っているということです。原告らは、本訴状で問題とされたCRACという団体はヘイトを糾弾する組織ですが、自分たちの考えに合わないとその相手を罵ってきます。私自身もネット上で例えば川崎市のヘイトデモを暴力的に潰した反ヘイトの人たちを批判すると、たちまち「お前は差別を認めるのか」と罵ってきました。合法に行われているデモを暴力的に潰したことを批判したことさえも「差別」だと糾弾してくるのです。くしくも先週、CRACをつけたツイッターのアカウント4つが凍結されました。
 このようなCRACの糾弾闘争と同じ発想の延長線上に本訴訟があります。そこにあるのは、差別との戦いではなく、むしろ日本社会の中に分断を持ち込むものであり、自分たちの意に沿わない者に対して差別主義者だというレッテルを貼る原告らこそが差別主義者であるということです。被告らを差別主義者として見下している態度です。そんなやつらからは懲らしめろ、カネをふんだくってやれ、それがこの訴訟です。日本社会を分断しようとしているのが原告らです。


 大量懲戒請求を受けた、私はわかっています。この程度の箸にも棒にもかからないような懲戒請求によって何ら損害も苦痛も生じてもいないということをです。


 原告らが許せないとしているのは、訴状からもみてもわかるとおり、被告らの思想なのです。それを差別主義者だとか、ジェノサイドに発展するなどと暴言を重ねているのです。
 こうしたやり方に私は憤りを覚え、東京、横浜でも同種の訴訟が行われていますが、被告側に立って闘う決意をしたものです。

(以上 http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-4293.htmlより引用)

私は佐々木・北・嶋崎弁護士らに対しては「行為だけ謝罪すればいい」と和解をお勧めしてきました。賠償金の金額もさることながら、精神的ストレスから解放されるメリット、裁判記録に名前が残らないメリットを考え、お勧めしました。

しかし、池田氏、金竜介氏は初期和解組の書いた謝罪文を新聞記者に渡し、差別を楽しむ心だと断罪しました。彼らは和解を求めてませんので、もしも初期和解組が訴えられた場合は、猪野弁護士がよかろうと「札幌より」シリーズを出稿して参りましたが、幸いにして私の知る人は訴えられずに済みました。

今回、選定代表者が全ての賠償金を建て替えるとなると、巨額になる可能性もあり、誰も立候補しない、結果として「出廷拒否」を余命は戦略として取る最悪の「不戦敗」が待っています。

私は脱会者5名と奮闘する猪野弁護士が、ジョーカーとして、「言論の自由」に忠実な本物のリベラルとして、似非リベラリストCRACと対峙してくださることを有り難く思います。