5550. ミスの余波

北・佐々木組がミスで和解者を訴えた件は、代理人全員に「チェック義務を怠った」と、提訴が出た模様。

お気の毒です。佐々木先生たちの「お詫び」がもう少し心の籠ったものであれば、あそこまで代理人の先生たちに迷惑をかけることは無かっただろうに。

     記

      お詫び

〒(原告の郵便番号)

(原告の住所)

(原告の氏名)様

 この度は当方のミスにより、既に和解済みの貴殿を、不当懲戒請求に対する損害賠償請求事件における被告に選定してしまいました。

 大変ご迷惑をおかけいたしました。本書面にて謹んでお詫び申し上げます。

 なお、貴殿に対する訴えは速やかに取り下げましたので、今後のご対応は必要ありません。

                           令和元年7月31日

                               佐々木 亮

                               北  周士

(以上。甲19)

記名は「佐々木亮」「北周士」とあるが、押印もなく、署名もない。本当にミスであったなら、当然「真摯な謝罪」をするはずで、署名か押印くらいするはずである。

内容も、タイトルこそ「お詫び」であるが、真摯な謝罪であれば必ず盛り込まれるはずの、ミスの経緯の説明、原因の分析、再発防止策などが、全く記載されていない。訴外北は文章を書くことを仕事にしているプロであるのに、本文の文字数はわずか135文字である。原告はしろうとであるが、一生懸命考えて、本文625文字の謝罪文(甲2)を送ったのに、である。この差は歴然であり、訴外北が真摯な謝罪をしていないことは明らかである。

訴外佐々木自身、懲戒請求者についてツイッターで「それ相応の責任を取ってもらいますよ。当たり前じゃないですか。大人なんですから。」「謝罪は受け入れますが、大人のしたことなので、一定の償いはしてもらいます」とツイートし、訴外北も「全く何の責任も取らないで許すと言う事はありません」「単に懲戒請求を取り下げると言うだけのご連絡では和解をすることはできません」とツイートしているのである(甲22)。ましてや、自ら契約した和解契約を破ったのであるから、それがミスであるなら、当然、「それ相応の責任」を取って、受け取った和解金の全額返金の申し出と、慰謝料支払いの申し出をして、許しを請うはずである。ところが、そのようなことは何も書かれていないのである。

したがって、ミスではなく原告に対する嫌がらせ(被告らのツイートに言う「落とし前」「血祭り」)でやったということである。この紙自体が、原告に対する愚弄である。

キ 「お詫び」と題する紙による欺罔

「お詫び」と題する紙(甲19)は、さらに悪質なことに、「今後のご対応は必要ありません。」と真っ赤な嘘を書いて原告を欺罔している。

前述のとおり、被告らはその垂れ流した原告の個人情報を、秘匿する措置を一切取らず、垂れ流しするままに任せていた。人が好い原告は「ご対応は必要ありません」とあるのを鵜呑みにしてしまい、何の対応もしなかった(そもそも閲覧制限ができることを知らなかった)。

本件提訴を受任した原告代理人(当職)も、うっかりこれを鵜呑みにして、当然被告らが閲覧等制限申立てをしていると思い込み、受任後も「ご対応」をしなかった。本件提訴直前の9月30日に、損害の主張のため、どのくらいの期間原告の個人情報が公開されていたかを書記官に問い合わせ、閲覧等制限などされてないと聞き、あわてて自ら「ご対応」した次第である(甲20)。

このように「ご対応は必要ありません」と虚偽まで書いて、原告の個人情報を保護する措置を取らせず、原告の住所氏名を晒し続けた紙の存在こそが、別件提訴がミスではなく嫌がらせであったことの何よりの証拠である。

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