5450. 5448にコメント

5448. 札幌より10にコメントいただきました。

(ちなみに、初期のブログの目次は、はじめに にあり、後半のブログの目次は 4000. タイトル一覧にあります)

徳永先生は、猪野先生と同じ考えなのか。
あとは、論の組み立て方、なのでしょうか?
結論は同じでも、どのように話を持っていくかで伝わり方は変わるので、法廷での対応は、まさにプレゼンテーションの世界だな。

(コメントありがとうございました)

プレゼンスキルもあるからこそ、「法廷劇」と呼ばれるし、「リーガル・ドラマ」ってジャンルもあるわけです。ドラマとして使われるのは民事訴訟ではなく刑事事件のことの方が多いけど、民事裁判こそが「弁護士の腕次第」って所もある。

徳永弁護士はそこが弱いとの噂ですが・・・・・それでも顧客満足度さえ高ければ、命のやり取りをしない民事訴訟ならば商売は成り立って行くのでしょう。

猪野先生の手腕のほどは知りません。

しかし、「弁論の自由」などの原則論にとても忠実な先生だと、「自由法曹団」所属のくせに他人の頭の中に難癖をつけて平気な池田先生よりも、ずっと「リベラル」の看板にふさわしい方だと見ています。

何よりも、彼だけが「被懲戒請求弁護士」という特異な属性を持ってます。それをプレゼンに活かせるから、北海道の羊さんたちは猪野先生を頼って欲しいと私は思います。

なんども書きますけど、東京弁護士会と札幌弁護士会では、懲戒請求の処理の仕方が違っていますので、一概に自分の例を佐々木・北弁護士に当てはめると反論を食らいます。でも、池田弁護士らに対しては、その手が使えるんです。

ここの違いを、きっちりわかった上で、相手によってトーンを使い分けた弁論を組み立てて欲しいと思っています。

もう1点、私の意見を書いておきます。

懲戒請求の発端となった事実は朝鮮学校への補助金の打ち切りに対し、弁護士会が抗議声明を出し、それに関与した弁護士会役員などが懲戒事由に該当するとして、懲戒請求がなされたものです。
 これが差別意識に基づくものかどうかは、一概にはいえません。朝鮮学校への補助金の支出の打ち切りは各自治体の判断ですし、それを最高裁も違法ではないとしました。補助金が違法という立場から弁護士会の声明に対して批判することも自由であり、それ自体が差別に基づく言動とされるものでありません。
 差別意識に基づくというのは飛躍がありますし、それ以上にそれがヘイトクライムになるというのは根拠がありません。懲戒請求手続は合法な手続という前提で関与したに過ぎず、損害賠償請求を認めさせなければヘイトクライムに発展するというのは根拠がないだけなく、侮辱にも該当するものです。

これが猪野先生の見解です。

私は本件を佐々木・北・嶋崎弁護士が「原告」である裁判に限り、ヘイトに結びつける彼らの論旨は通じないと思っていますが、次々と出てくる裁判が全て同じ論旨になってるかどうかは、まだ、この先はわかりません。出し方を変えてくる可能性がある。

それから、弁護士会の会長声明が政治的な発言であり、それに対して異議を唱えたい余命読者の心理を私は理解できるし、私もネトウヨとして同じ気持ちです。しかし、それを「個人」に対する懲戒請求を使うのは制度の趣旨に反している。百歩譲って会長・副会長まではセーフとしても、ヒラの佐々木弁護士をこっそり混ぜたのはアウトだと思います。ましてやツイート一発の北・嶋崎弁護士へのイチャモン(嫌がらせ)に懲戒請求制度を使うのは、よくない。

どう弁論を組み立てようといいんですけど、あまり、懲戒請求制度を軽く「お客様の声」程度に扱うのは、あとあとに禍根を残すだろうと愚考します。