4344. 5,232,000円

私が借りた育英会奨学金の総額だ。毎月21800円づつ20年かかって返す。300万円あればソープに沈む世の中で、契約時に暗澹たる思いが過ぎったことを思い出す。

私の周りには中国人の留学生が多かった。彼らは学費を免除され「貸与」ではない奨学金を貰って家族を呼び寄せ、家族を養うためにバイトに精を出す。

膨大な人口の中の厳しい競争を勝ち抜いた秀才なんかではない、彼らはコネと序列で順位が決まっていた。

教授のいるところでだけ最も神経を使っていたが、人が見てないところでは、いかに手を抜くかだけを考えていた。

雑用はやらない(エリートだから)

電話には出ない(日本語が通じない)

それでも「親日家」を増やすために政府は湯水のように中国人韓国人留学生に注ぎ込んだ。

お世話係の私は奨学金という名の借金を抱え、人の面倒を見て、人の分まで叱られた。

結果、私は移民反対派、排外主義者となった。

差別主義者と呼びたければ、呼べ。私は私の経験を語っているだけだ。私は私の記憶と感情を、誰にも否定はさせない。