4230. 不法行為と犯罪

余命が119番通報のような気軽さでやらせた「懲戒請求」

懲戒請求者は犯罪者なのか?

「虚偽告訴罪」の適用はあるだろうか? ある弁護士さんに聞いてみたが答えは難しいとのことだった。

余命読者は、「違法行為」と理解できるものには手を染めない。普通の人だ。

渡邊哲也氏は、懲戒請求を「合法」と言い切った

弁護士懲戒請求の重さをわかってなかった。

「普通の人がなぜ」の答えの一部は、そこにある。

支持者Aさんのお母さんの気持ちを聞いてみるがいい

不法行為と犯罪の違い

民事上の不法行為とは,故意または過失の違法行為によって他人の権利・利益を侵害した者に対し,生じた損害を賠償させるための民法上の制度です(民法709条)。
これは,市民が共同生活を送る社会内で発生した事件・事故による損害を,その責任に応じて公平に分担できるようにすることを目的としています。

これに対して,刑事上の犯罪とは,社会生活上の利益を侵害する非常に有害な行為であって,中でも刑罰による制裁が必要なものを言います。
究極的には,一方で「罪に対しては必ず刑罰」を科し,他方で「罪にならない行為は自由に解放」することで,人が社会で生きる上での権利と自由を両立させることを目的としています。

両者の違いをもっと簡単に言うと,事件の当事者間で直接お金の問題にけりを付けるのが民事事件であり,不法行為の問題です。被害者から加害者に対する損害賠償(慰謝料)請求の場面です。

これに対して,国家(警察,検察,裁判所)が市民に刑罰を科すかどうかを決めるのが刑事事件であり,犯罪の問題です。警察が被疑者を逮捕・勾留したり,犯人が刑務所で懲役刑を受けたりする場面です。

もっとも,犯罪に対する刑罰の中にも「罰金」という制度があるため,犯罪と不法行為との違いが分かりにくくなっています。
罰金は犯人が刑罰として国家に支払うものですから,当事者間のお金の問題(民事)とは無関係です。そのお金は被害者に渡りません。

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