4111. 4月19日に注目

ささきりょう‏ @ssk_ryo24 時間24 時間前

なんともおかしな判決になっておりました。                                                          

判決は、懲戒請求呼びかけ行為については、実際に懲戒請求をすることが不法行為を構成することとは別に、呼びかけ行為が不法行為となる必要がある、としています。これは、そりゃそうだ、と思います。。

そして、判決は、本件は、呼びかけ行為によって弁護士が受けた苦痛・人格的利益と懲戒請求するよう呼びかける表現行為との調整の問題であるとして、橋下氏の最高裁判決を引いて、呼びかけ行為の趣旨・態様などを総合考慮して弁護士の被った苦痛が受忍限度を超えるといえれば違法行為になるとしました。

で、プロバイダ責任制限法4条1項1号の「侵害情報の流通によって当該開示の請求をする者の権利が侵害されたことが明らかであるとき」とは、問題とされた侵害情報それ自体から他人の権利を侵害するものであることが【明らかと言える場合】をいう、としました。【】←強調しました

この点については、私の代理人の先生によれば、このような解釈は誤りであるとききましたし、私も、これだとかなり開示の幅が狭くなり、問題ではないかと思いました。

そして、判決は、当該投稿後に現実に生じた損害の有無や発信者の主観的意図、実社会における投稿前後のやり取りなどを踏まえて初めて、対象者の被った精神的苦痛が社会通念上受忍すべき限度を超えるか否かが判断されるような場合には、侵害が明らかではない、としました。

つまり、弁護士を懲戒せよと呼びかける行為は、橋下氏の最判があるので、常にプロバイダ責任制限法4条1項1号の「侵害情報の流通によって当該開示の請求をする者の権利が侵害されたことが明らかであるとき」に該当しないということになります。「んなアホな。」と言いたくなりますね。 1:00 – 2019年4月19日

次に、あんな理由で懲戒請求を呼びかけること自体が名誉棄損だろ、という論点についてですが、これはとてもひどい判断でした。

判決が言うには、弁護士会が朝鮮学校に補助金支給に向けた活動をしたり声明を出すことが一般憲法及び何らかの法令に反するものではなく、弁護士としての品位を損なう行為でもないことは明らかであって、同活動や声明に賛同しても弁護士倫理に反するものではないことは明らかなので、(続く)

一般読者の普通の読み方を基準としても、本件投稿によって摘示された事実及びこれを前提とする本件投稿全体による意見の表明によって、一般人において、原告(私)が違法行為に加担したとか、懲戒処分に値する非違行為を行ったと受け止められることはない、として、社会的評価は下がらないとしました。

まぁ、裁判所の考える「一般人」はそうなんでしょうけど、現実にこの件だけで1000を超える懲戒請求をされ(その後も2000追加され)、裁判をやっても相当数が「自分は正しい」と言っている一群がいるのですから、少なくとも彼らの中では私は犯罪者にされているんですけどね。

このように、何故か本丸「余命」の発信者情報開示は負けてしまったので、高裁で逆転できるように頑張ります。なので、本人への責任追及はその分、遅れます。