2937. 札幌より3

もう2つ見つけました。

札幌弁護士会は、会としては省エネタイプの事務処理をされたようです。

民事の場合、個人がどのように自分の被害を申告するか、被害と賠償額が釣り合っているところに裁定するのは裁判官の役割です。

130人の被懲戒請求者がどう自分の被害を申告するか、それは個人差があると言うことですね。

民事において自らが被害者となった部分の被害の損害賠償は出来る。

だが、私としては、それだけに止まらず、余命三代目の責任追及していただきたいです。だから首謀者の刑事告訴のためには資金が必要だと言われるので、ノースライム基金に寄付しました。

それと、弁護士会の懲戒請求手続きについての変更を、ネットのない旧石器時代の弁護士法を改正するための問題提起を弁護士さんにはお願いしたいです。それなら130人に入ってない弁護士さんでも参加可能です。

どうか弁護士会全体での議論をお願いします。

http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-3427.html

大量懲戒請求を受けた者として述べる 大量懲戒請求に対する訴訟提起はかえって弁護士としての品位が問われないか

 先般、大量懲戒請求に対する訴訟提起について私なりのコメントしましたが、今般、実際に提訴され、記者会見の模様が弁護士ドットコムで報じられています。
「懲戒請求者は90億人」の手紙も…大量請求受けた弁護士2人が提訴へ「非常に不当」」(弁護士ドットコム)私の見解はこちらです。
大量懲戒請求について

この件については、私自身も大量懲戒請求を受けた立場ではありますが、訴訟提起という手段にははっきりと違和感がありました。
佐々木亮弁護士と北周士弁護士ですが、ツイッターなどで訴訟提起を予告して以来、懲戒請求に加わった人たちから、私のところへも「取下書」が送られてくるようになりました。
要は「余命3年ブログ」に乗せられてしまったということなのでしょう。訴訟予告に慌てて取下書を送付していることなのですが、もう少し、思慮深く行動すべきだったかと思います。

とはいえ、私はこのような訴訟提起による解決は、何ら生産的もないというだけでなく、このような賠償請求の仕方は、金目的と言われても仕方ないのではないかと思っています。
1人あたり5万円(佐々木弁護士と北弁護士で計10万円)で訴外和解をしているということですが、今回の大量懲戒請求はどうみても共同不法行為です。
大量「懲戒請求」返り討ち 賠償請求や刑事告訴も」(毎日新聞2018年5月10日)
「損害賠償請求や刑事告訴など法的措置をとる動きが広がっている。これを恐れ、弁護士に和解金10万円を支払って謝罪する請求者も出ている。」

札幌弁護士会からは、私に対する懲戒請求に対して一括処理するか、個別に処理するのかという意見聴取がありました。私は一括処理を希望すると回答しています。
私が個別に処理したいという意見を述べても恐らく一括処理するのではないかと思いますが、大量請求とはいえ、煩雑にするもしないも弁護士会次第です。
なので、一括して処理がなされなかったことによって煩雑になったことへのクレームは所属する弁護士会に述べるべきでしょう。
また逆にいえば、今回の大量懲戒請求への対応としては弁明書を出さなかったとしても懲戒不相当であることは間違いのない案件です。従って、仮に大量懲戒請求が個別に処理されていたとしても究極の手段としては弁明書は出さないという弁明書を出すこともあり得ると思います。

訴訟提起を予告して以来、この大量懲戒請求に加わった人たちが動揺していますが、そのような中で新潟県弁護士会の高島章弁護士がフェイスブック上で被告側の代理人になってもよいと表明されました。

私は、次のようにコメント欄に意見を書き込みました。
大量懲戒請求フェイスブック

個別の損害としては無いに等しいです。

神原元・弁護士も高島章弁護士のフェイスブックに見解を書き込んでいますが、ツイッターのものですが神原弁護士の見解にも違和感があります。
神原大量懲戒請求

神原弁護士は「元朝日新聞記者植村隆さんの勤務先に届いた脅迫状の束は、私の所属弁護士会に届いた懲戒請求書の束と同質のものである。もしかしたら、同一人物によるものかもしれない。」とまで言ってしまって(根拠があるのでしょうか)、大学自治への攻撃と対比しています。
しかし、大学自治への攻撃と大量懲戒請求が弁護士自治への攻撃と同じでしょうか。植村さんへの攻撃は脅迫行為が伴っているものですが、今回の大量懲戒請求は箸にも棒にもかからないもので、確かに弁護士会の事務作業量は膨大なもので、非常に大きな迷惑を被っていることは確かです。妨害ということでしょうか。
脅迫行為とは明らかに違います。
弁護士自治の観点から言うのであれば弁護士会としてどのように対応するのかが問われているのであって、対象となった個別の弁護士が賠償請求によって対処するというのとは違うでしょう。

今回の大量懲戒請求は、大きな社会勢力から挑戦を受けたものでもありません。一部の世間知らずの人たちが乗せられてしまったという問題ですが、それ自体、社会の病理ではありますが、そういったレベルの人たちに訴訟まで起こすのか、ということです。

私にしてみれば、今回の佐々木弁護士、北弁護士の行っている請求自体が過大であり、それこそ弁護士としての品位を欠く、つまり弁護士自治を貶める行為と考えざるを得ません。

(以上)

「正義」とは何か 大量懲戒請求者に対する損害賠償請求の意義

 「余命3年ブログ」が主導する大量懲戒請求事件では一部の弁護士たちが提訴に動いています。
先日、この「大量懲戒請求に対する損害賠償請求訴訟はやはり問題だ 正義を振りかざすことにネトウヨ同様の恐ろしさがある」をエントリーしたところ、お読み頂いたから2つの指摘を受けました。
まず提訴に関しては、佐々木亮弁護士、北周士弁護士はまだ提訴していない。神原元・弁護士は既に提訴済みであるという点です。
神原弁護士はそういえばそうだった、大変、失礼いたしました。
佐々木、北亮弁護士については確かに「提起した」は誤りでした。これもまた大変、失礼いたしました。もっとも内容に変更はありません。訴訟を利用したやり方の是非を問うものだからです。

もう1つは、佐々木、北両弁護士の記者会見を見る限り、正義は振りかざしていなかったというご指摘です。
動画も紹介されたので見ました。

リテラが文字として報道しています。
被害を受けた弁護士が反撃の提訴! ネトウヨの集団懲戒請求を煽動した「余命三年時事日記」ブログのヤバさ

佐々木弁護士はこのように述べています。
「いままで、こういうブログで煽ってきた悪意が、生活保護受給者であったり、外国籍の方であったり、日本に帰化した方にも攻撃し続けるということがありました。そうした方たちの気持ちを思うと、非常に怖かっただろうなと思う。もちろん第三者的には理解していたつもりですけど、いざ、自分が当事者になると、この怖さはまた違うものがあるなと感じます」(佐々木弁護士)

北弁護士はこのように述べています。
「今回の件は、左右の意見の対立と捉えられがちだが、そういった問題ではありません。たとえば出版社や新聞社に『この記者はろくでもないやつだからクビにしろ』という通知が3000通もくるというのがイメージとしては近く、これに対抗できる一般の人は少ない。ネット上の悪意が匿名性を盾に行われてしまうのは、思想とは関係なく不当なことだと考えています」(北弁護士)

佐々木弁護士は怖さを強調していますが、記者会見している姿は堂々とされていました。しかし、自分が訴訟提起することによって、何故、「生活保護受給者であったり、外国籍の方であったり、日本に帰化した方にも攻撃し続けるということがありました。」と関係があるのかがわかりません。
要は成敗せよということなのでしょうか。私にはそのようにしか聞こえませんでした。これをみたとき私には「正義」を振りかざしているとしか評価できませんでした。
佐々木弁護士のツイートも拾ってみましたので、貼り付けておきます。

ささきりょう佐々木①

ささきりょう佐々木②

北弁護士は「ネット上の悪意が匿名性を盾に行われてしまうのは、思想とは関係なく不当なことだと考えています」と言っていますが、懲戒請求は匿名ではありません。なので、ここでもそうなのですが、そういった勢力に対する制裁的な意味合いが出ています。
自分の損害を回復するだけでないんだ、みたいな感じです。

そして両弁護士のやり方には全く共感を得ませんでした。訴訟提起を通告して和解で1人に対して5万円を払えば訴訟提起しない、訴訟提起までにもっと和解を進めたいというやり方です。
共同不法行為にはならないと説明していました。何を根拠にそのように言えるのか、バラバラで懲戒請求書が来るのかという質問が会場から出ていましたが、少なくとも両弁護士のところには弁護士会からまとまったものが来ると説明していました。

私のところにもどさっとまとまってきましたが、余命3年ブログがそのようなやり方をやっているからそのようになります。
余命3年ブログが特定の懲戒請求を募り、それに応じて懲戒請求書を送られてきたものを取りまとめ、一括して弁護士会に送る。弁護士会ではそれを精査して対象弁護士に写しを交付する、という流れです。氏名、住所だけが違う懲戒請求書がくるわけです。
私のところに来たものは両面、2枚組でのコピーで厚さ3cmほどでした。
余命3年ブログが取りまとめ、それに賛同した人たちがまとまって懲戒請求をするわけですから、どう考えても共同不法行為です。
佐々木、北両弁護士は、このあたりはほとんど説明できませんした。

なのに個別に損害賠償として訴外和解なら1人5万円、現在、三桁にまでは到達していないがという説明でしたから、既に相当な額を和解金として受領しています。

ところで、佐々木、北両弁護士、嶋﨑量弁護士もそうですが、本訴訟のために広くカンパを募っています。相当な額が集まっています。
しかし、カンパを集める正当化根拠は何ですか。
単なる個人的な損害賠償請求のためにカンパを集めるのですか。

天災などによる被害でカンパを集めるのはわかります。どこからもその損害は補填されないからです。
被害者救済のための訴訟で訴訟費用を賄うために弁護士費用も含めてカンパを募るというのもわかります。特に敗訴も予想されるような訴訟、しかし、訴えを提起することに社会的意義のあるような訴訟であればカンパを集めることにも意義はあります。
解雇事件も同様かと思います。例えば賃金請求といってもその中から弁護士費用などを払えば生活費を確保することができなくなるためカンパを集めて賄うということにも合理性はあります。
しかし、今回、大量懲戒請求を受けた弁護士がカンパを集めることの根拠がわかりません。自分の損害を補填するだけであればカンパを募る必要性がないのです。だって、懲戒請求者たちから粛々と「回収」するんでしょう。
請求額も大きいので訴訟費用も莫大になりますが、勝訴するんでしょう?
それとも当面の印紙代がありませんか。ならば訴訟救助の申し立てるという方法もありますが。
自分の損害のための賠償請求であるならば、仮にカンパを募って訴訟によって回収ができた場合、カンパも含め、すべて自分の収入ですか。
税務署との関係では経費支出は除きますが集めたカンパ(贈与)分は収入として計上することになります。
カンパを集めるんだったら、それを正当化するためには「正義」の概念が入りませんか。

それが記者会見で述べた他の人たちに代わって自分たちがやるんだという「正義」につながっていると思うわけです。
自分たちは「正義」のためにやっているんじゃない、というのであれば、即刻、カンパは返還すべきでしょう。

それに単に被害に遭ったというだけではこれだけのカンパは集まりません。
記者会見でも、佐々木、北両弁護士は被害についてほとんど語れていませんでした。ちょっと「怖さ」を語っただけです。
それが何十万、何百万、何千万という被害なのかといえば明らかに過大請求ですが、それでもカンパが集まっているのは、余命3年ブログやそこに集まったネトウヨをやっつけろという価値判断があるからでしょう。
佐々木、北両弁護士、嶋﨑量弁護士もそうしたことに乗っかっているわけですから、私は正義を振りかざした行動と評価せざるを得ません。

何よりも自分の損害の補填だけが目的であるならば記者会見まで必要だったといえますか。

(以上)

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