2909. 札幌より

見解を表明されてました。見逃してました。

http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-3420.html

ブログを引用します。

大量懲戒請求について

 一部のネットウヨクたちから大量懲戒請求が行われ、一部の弁護士からは損害賠償請求訴訟を提起した、準備中であるとされています。

なぜ法律デマは出回るのか 約13万件、弁護士への組織的な「懲戒請求」を考える」(弁護士ドットコム)

私にも懲戒請求が来ました。958人からの懲戒請求で、みな定型のものに氏名、住所を書き込んだだけのものです。
まだ弁護士会の結論は出ていませんが、間違いなく懲戒不相当という結論になります。
懲戒事由として請求された事実が「言論の自由を逸脱しており、国策を害する発言である」というだけでのものです。

私は弁明書は提出しましたが、内容からすればこちらも同様に数行の弁明書を出せば足りるレベルです。橋下徹氏に対して多くの懲戒請求がなされたとき同氏は弁明書も出さなかったということですが(結論は懲戒不相当、テレビで特定の弁護士に対して懲戒請求を煽った案件ではありません)、私は、一応、提出しました。
むしろ弁護士会からの連絡文書では、「「否認する」という紋切り型のものではなく、事情を含めてお書きください」とあるものだから、これに何を答えなければならないのかと思ってしまいました。
よくよく考えてみたら、こちらも「定型」書式だったということでした。

この案件での被害者は弁護士会です。膨大な事務作業を強いられたのは弁護士会です。
この程度の懲戒請求で私の名誉が害されたのかといえば、何とも言えません。ネット上では、それ以上のものが氾濫しています。
17歳のツイッターへの投稿 確かにどうでもいい問題

何もしなければ相手の主張を認めたことになるということにもなりません。弁護士会が間違いなく懲戒不相当の判断をします。

先般、弁護士会全会員に向けて行われた懲戒請求に関しては、何らの懲戒事由となる事実も示すこともないようなもので、会運営に関するものということから懲戒請求として受理しないという扱いを明確にしています。
当会会員多数に対する大量の「懲戒請求」についての会長談話」(札幌弁護士会)

今回の場合にはこの基準からは漏れるようで(個別の会員に対する請求)、受理しないという扱いにはなっていませんが、明らかな懲戒制度に対する濫用であり、このような大量懲戒請求に対しては対処方法を検討しても良いのではないかとも思います。例えば、弁明書の提出を待つことなく懲戒不相当の決定をするなどです(不相当の決定なので会員の弁明は省略しても問題はありません)。

 私は損害賠償請求をするという気にはなりません。一部のネットウヨクを相手にしても仕方ないということもありますし、濫用的な懲戒請求に対する損害賠償請求が認められたという事案も、こうした大量に定型書式に書き込んだものも同様に想定しているのかといえば疑問なしとはしません。

訴訟提起にあたって、費用を募金でまかなうとかいう手法を巡っても色々な見解があるようです。
この訴訟のために募金集めをしている弁護士もいますが、それはどうかと思います。相手方よりお金を得ることも目的の1つになっているわけですから、仮に相応の賠償金が得られた場合、募金で得た分はどうするのでしょうか。その場合は、返還するのが筋と思います。

それにしてもこの程度の掲示場レベルのもので少なくない人たちが扇動されてしまうことの方が問題だと思いました。
流言飛語にすぐに騙されそうです。

(以上)

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