1362+. 北極海航路

(1360にコメントいただきました、以下、掲載します)

桜井よし子氏は『週刊ダイヤモンド』 2017年8月5日号で(抜粋)
「中国の意図を、シンク タンク「国家基本問題研究所」企画委員、太田文雄氏は北極海航路の開発 に向けた動きだと見る。

米国、ロシアを筆頭に、北極海では凄まじい権益争いが進行中だ。中国に とって北極海航路は、欧州への航路が現在の南回り航路に比べて約半分に 短縮されるメリットがある。一帯一路を掲げ、海上覇権を西太平洋、イン ド洋、紅海から地中海に広げる中国は、北極海航路の確保を目指している。

北極海には世界最大の島、デンマーク領のグリーンランドがあり、その東 はレーガン・ゴルバチョフ両首脳会談が行われたレイキャビクを首都とす るアイスランドだ。人口30万人弱の小国で中国は広大な土地を取得し、北 極海を睨んだ拠点づくりを進めてきた。

北極海からベーリング海峡を下り千島列島を横切る形でオホーツク海に入 り、北海道稚内北の宗谷海峡から日本海に入る。或いはベーリング海峡を 下りそのまま太平洋を南下して津軽海峡経由で日本海に入る。次に対馬海 峡を通って西に進めば目の前が中国だ。中国にとって津軽海峡も対馬海峡 も非常に重要な戦略拠点なのである。

中国の習近平国家主席は外交、安全保障政策で力による支配を強めてい る。」
と書いてます。

これについては、「波羅」さんが過去2016年11月10日に大和心ブログに寄せたコメントで、
「来年でロシア革命=共産主義革命=グローバリスト革命開始から、ちょうど百年が経ちます。

地球温暖化で北極海の氷が溶けた、最悪だ、と騒ぎ立ててるのはグローバリストとお仲間メディアとなんちゃら会議ばかり。
日露米三国にとっては、北極海航路開拓の好機でしかありません。
シベリア、サハリン、千島列島、アリューシャン列島、そしてアラスカ。
グローバリストが最も恐れているのは、これらの地が海路で連携し開拓されることです。
なぜなら彼らは、百年間この地域を日露米三国の争乱の地とすることで、赤道周辺のシーレーンを支配して全世界の莫大な富を独占してきたからです。
安倍、プーチン、トランプの三者揃い踏みは、彼らにとっては最悪の事態なのです。

中国共産党の赤い舌戦略は、レアメタル戦略の大失敗と重なります。
いずれ、南シナ海とインド洋は日米のシーレーンの中軸から外され、中国は赤い舌を持て余し、中東の石油長者は世界の中心から消えて崩壊し消滅します。インドも既に預金封鎖の流れに入ってるようです。

日本は粛々と、アメリカ抜きの環太平洋パートナーシップ盟主+日露米北極海三国連合を第一に専念すればいいのです。他は勝手についてきます。
安倍政権は、既に今日からその方向で動き始めているようです。」
との見解を書いてます。

ビジネスマントランプ氏は、これが狙いなのかとも思いますし、
日本(安倍さん)が攻める要素は残っているかということも、見ていかなければならないと思います。

(以上)

コメントありがとうございました。

石油利権が浮くか沈むかは、ベネズエラ利権を持つだろうシナにとっても、資源しか手のないロシアにとっても、大きな問題だと思います。レアメタルほど簡単に、炭素素材としての石油が何かに取って変えられるとは思いませんし、メタンハイドレートなどでもエネルギーを代替できるとは思いません。だから、私は石油を燃やさないでも電気を作れる原子力発電を失うわけにはいかないという立場です。

北極海航路は、やはり冬場は凍ってしまいます。不安定です。海賊の出没よりも、自然のほうがよほど恐い。タイタニック号のように沈む船が、どれだけ出るか分かりません。だから、それだけで日米露が世界を牛耳る日が来るとも思えません。

シベリアを開発すればするほど、原油価格は下がる。それは日本にとって、いいのかもしれないけど、私は親族がシベリア抑留されていた個人的事情から、ロシアと安易に手を組むことに警戒を感じています。中国よりはマシ?朝鮮よりはマシ? とんでもない、、私にとっては、ロシアは背中から刺す国、火事場泥棒のレイプ魔です。すみません、ロシアが絡むと冷静な判断が出来ません。

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(2017/8/17 返信ありました)

>石油利権が浮くか沈むかは、 ベネズエラ利権を持つだろうシナにとっても、 資源しか手のないロシアにとっても、大きな問題だと思います。 レアメタルほど簡単に、 炭素素材としての石油が何かに取って変えられるとは思いませんし 、 メタンハイドレートなどでもエネルギーを代替できるとは思いませ ん。だから、 私は石油を燃やさないでも電気を作れる原子力発電を失うわけには いかないという立場です。

・・・エネルギー問題に関しては、 確かに期待されているメタンハイドレートは未知数だと思いますし 、 私も原子力発電のエネルギー供給の安定性は日本に不可欠だと思っ てますが、原子力発電に必要なウランも輸入に頼っている現在において、南沙を拠点にインド洋に進出してくる中国からシーレーンを確保するのは益々難しく なってくるのではないでしょうか。(以下Wikiより引用)
「また今日において、国内経済もほぼ海上交易に依存し、日本の輸入依存度を見てみれば 輸入量は石油2億トンをはじめ、7億5,000万トンにも達しており、特にエネルギーは2001年(平成13年)時点の資源エネルギー庁調査において国内 の輸入依存度の高さは石油が99.8%、石炭98.4%、天然ガス(LNG)96.6%、原子力(ウラン)に至っては100%を依存している。」
そうなると、新たな北極海航路の開拓も必然的なものになってくるのではないかと思います。どちらにしても、日本は今のうちに防衛力を上げなければ、既存の航路も、新たなる航路も押さえることが出来なくなるのではないかという懸念を持ちました。

 天然ガスをリスク分散でロシアから輸入ってのも、南シナ海を避けようという考えでしょうね。プルサーマル計画ってのも、ウランの輸入量を減らそうという試みだったと思うのだけど・・・結局、今や再濃縮などの技術はフランスのアルバが独占しているに近い。

>北極海航路は、やはり冬場は凍ってしまいます。不安定です。 海賊の出没よりも、自然のほうがよほど。 タイタニック号のように沈む船が、どれだけ出るか分かりません。 だから、それだけで日米露が世界を牛耳る日が来るとも思えません 。
さすが鋭い指摘だと思いました。
一般的な報道では、「温暖化」の話ばかり出て来ますが、
「小氷河期がくる」という説もあることを思い出しました。
2030年氷河期突入で約20億人が死亡する危険性あり
(以下引用)
1645年に始まった「ミニ氷河期」(マウンダー極小期) の時代に近い状況になるという。つまり「2030年、 世界は氷河期に突入する」というのだ。(引用終わり)
氷河期が来ないにしても、近い状態に気温が下がるのなら、北極海航路は全く使えず、開拓どころではなくなります。

そうなると北極海航路の利権争奪戦に関わっている国々には
大打撃になることが予想されます。
それはそれで、日本にも打撃となりそうです。

今年の日本の夏は「やませ」だそうで。温暖化と言いつつも、局地的には豪雪とか、自然の脅威は小さなタンカー一つ、潰すぐらいは出来そうです。たぶん、ロイズの保険契約も高くつきそうです。

>すみません、ロシアが絡むと冷静な判断が出来ません。

事情を汲みました。ロシアの話題はあまり出さない方がいいのでしょうか。
ロシアは要注意だと私も認識してるのでつい話題に上りがちです。

意識するのは絶対に必要です。日本の主敵はロシアとシナです。でも、私の考え方は多少、偏っているでしょう、だから、その分を差っ引いて読んで下さいと言っているだけです。話題には出して下さって全く問題ありません。政治家でも事業家でもない市井の人間の世間話においては、読みが外れても支障は無いでしょう。ただ、議論の場があることが重要だと私は思っています。

返信ありがとうございました。